マスクがない

ラテンアメリカにも少しずつコロナウィルス(COVID-19)が染み込み始めており、お隣のメキシコでは感染者が数人出ておりますが、グアテマラの隣、チアパス州でも感染者がいたそうで、いよいよそろそろこちらにもやって来るのかなぁ。。。などと思っています。

グアテマラで以前「コロナウィルスかも?」との疑いがあった方はその翌日は感染なしだったことが明らかになったのですが、その周辺ではたちまちの内にマスクが売り切れてしまったと言われています。

ま、もっともグアテマラでマスクを使うのはお医者さんとか歯医者さんとかで、それ以外では工事現場(マスク違うけれど)とかそういうところ。普通はマスク使うことないですから、元々あまり売られていないのでありました。だから、割とあっさり品切れになるのは理解できるなー。

と他人事のように思っていたのですが、実はこの度マスク探しをすることになってしまいまして、これがまた、在庫切れの嵐です。「ある」と言ったところもグズグズしている間に「在庫切れ」に変わってしまうという始末。値段も鰻上りで、こんなんだったら私が手作りして売るわ!!!とか思っちゃうくらいです。

医療用品を扱うところ(病院などに卸しているところ)も在庫なし、って言っているんですが、これって病院は大丈夫なのかしら?既にしっかり買い占めてあるのだと思いたい…。「マスクがないので手術できません」とか「マスクが値上がりしているので、手術代も値上がります」なんてことにならないといいけれど。

さて、こちらはグアテマラが誇るアウロラ国際空港。

到着便の乗客を医師が一人ずつ体温チェック。

って、えっ…、ひょっとしてこの中に感染者がいたら、この医師も感染する可能性あるよね?マスクもしてないし、医師が感染して、今度は感染源になる可能性だってあるよね?グアテマラの空港はヒトの検疫は普段はしていないので、こういう時には国立病院の医師が駆り出されるんじゃないかという気がするのだけれど…、その医師が病院に戻って患者さんたちに感染させたりとか、そういうこと考えないんだろうか?

って思うのは私だけではないようで、コメントには同様の書き込みがずらずらずら。

売り切れでもう買えなかったのかもしれませんけれどもね。

ちなみに…マスクを探していて、業者さんにお勧めされるのは、まずメキシコ製、次でニカラグア製。グアテマラは衣服を作る工場は多々あるけれど、どうやらマスクは生産されていない模様です。ま、コロナにあやかってこれから製造始めるところ出て来るかもしれないですが。

とんだとばっちりを受けているのがメキシコのコロナビール。

アメリカ人へのアンケートですが、アンケートに答えた人の38%が、「コロナウィルスが蔓延しているからコロナビールを買わない」と答えたとか。マジか。こんな時こそコロナビールを飲んでコロナをやっつけるぞ!くらい言ってほしいぞ。

それはともかく、明日も引き続きマスクを探さねば(はああああ)

 

 

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