ただ今、現在進行形でCONCACAFのチャンピオンズリーグの試合が行われています。氷点下13度の気候で行われているのがコロラド・ラピッズ(米)と小僧がインチャである我らがグアテマラ代表のクレマ(ス)ことコムニカシオーネス。
クレマは中米カリブで行われるCONCACAFリーグに優勝してチャンピオンズリーグの出場権を獲得、初戦はホームで1-0と勝利したのですが、この冷え込むデンバーの気候は厳しそうです。前半終わり頃から雪も降り始めたし。
寒気だけでも厳しいのですが、更に厳しいのがアメリカ入国。ビザの問題に加え、ワクチンの問題がありまして、アメリカは現在入国者にワクチンの接種を義務としていますが、アメリカとWHOが認めているワクチン限定ということで、グアテマラで使われているスプートニクは含まれない。確か国外での試合があったこのチームや代表の選手はグアテマラで最初に接種が始まったスプートニクを受けている人が多く、そういう意味でもハードルが高いという。
こういう時はオーガナイザーであるCONCACAFが何とかしてやれよ、と思うのですが、ぜーんぜんアテになりません。
というわけで、アメリカのチームはビザにワクチンに寒気というトリプルアドバンテージに守られているのでありますね。
ちなみに、同じ時間にカナダのモントリオール(氷点下12度)では、モントリオール対メキシコのサントスの試合が行われています。サントスはメキシコの中でも暑い所として知られており、こちらもかなり辛そうな試合です。
ヨーロッパの寒い地域のスタジアムは寒冷対策が施されていたりしますが、MLSは現在シーズンオフ、寒い時にはプレーしないことで対策しているわけで、どちらにとっても寒いのは一緒とは言っても、限度というものがあるのでは、と見てて思います。何よりも怪我が心配ですよねぇ。
もっとも選手たちは、到着してから普段見ることのない雪を満喫していたようではありましたが(笑)