Monthly Archives: August 2014

金沢 香林坊(こうりんぼう)

金沢駅から近江町市場をぶらぶらし、尾山神社を観光して、そろそろ疲れてきたのでどこかで一休みしよう、ということになりました。もうちょっと歩いてミスド行こう!というわけで、香林坊まで行ったのですが、これが近いようで遠かった。いえ、近いんですけれどね。すっかりクタクタになりました。

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香林坊のアトリオ前の三叉路。向こう側は109。この辺りはあんまり変わってないんだよねぇ。写っているバスは多分、観光バス。金沢もまちバスとかふらっとバスとか、小型の小回りの良いバスが走り回っていました。金沢市内を観光するなら、こういうバスが良さそう。自転車でもいいけれど。子供の頃は自宅からこの辺までは自転車で来てたんだよねぇ。

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ミスドはアトリオから道路を挟んで南側。金沢市役所もこの辺り。「世界で2番めにおいしい焼き立てメロンパンアイス」の本店もこの近く。私達は食べてませんが、別の日にこの前を通ったら行列がずら~り。すごい人気なんですね。

ミスドで一息ついた後は、バスで金沢駅へ戻り、電車で野々市駅へ。野々市駅に着くと、ちょうどのっティが行ってしまった後で、「待ってる間に家に着くんじゃない?」と歩いて帰ったのでした。暑かった!!!超駆け足の金沢観光だったのですが、以前住んでいた頃にもあまり行かなかった方の金沢で、かなり懐かしい感じ。変わるところあり、変わらないところあり。小僧には物珍しいだけなのかもしれないけれど。

珍しいといえば、こんなものも。

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さり気ないけど、これ、バットマンだよね。

金沢 尾山神社

金沢人の初詣スポット。金沢の南の白山市にある白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)行く人もいますが、金沢のほぼ中央、尾山神社もまた多くの人が訪れる場所です。

武蔵が辻から南、香林坊へと向かう途中、バスなどがびゅんびゅん走り回る大通りから一本入ったところにあるのですが、その通りからもこの神門が見えたりします。鳥居が目立たないので、あんまり神門っぽくないんだけれど。

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この神社で一番有名なのは、多分この神門。ステンドグラス付きの洋風建築、つまり近代の建築になります。建築は1873年(明治6年)、神門を設計したのはオランダ人のホルトマンさんだそうで、2年後に完成。神門の天辺には日本最古の避雷針までついているのだそうで、当時としては非常に目新しい、ハイカラな建物だったんだろうな。この神門は国の重要文化財。

祀られているのは前田利家。戦国大名、加賀百万石の前田家の始祖。元々金沢にゆかりがあるわけではないけれど、当時から現代に至るまで、金沢市民から親しまれているような感じです。金沢市祭である百万石まつりも、前田利家が金沢城に入場したのを記念している祭りだし。

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中に入って、拝殿。こちらは純和風な建築です。拝殿に続く空間の切り取られ方というか、広場と拝殿周囲のスペースとの区切られ方が絶妙です。拝殿の方に向かうのに背筋がピンと伸びる感じ。

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実は全然知らなかったのですが、尾山神社の南側、拝殿の右手側は神苑と呼ばれる庭園です。南端は小高い丘になっていまして、水が流れているのですが、元々は兼六園の方から水を引いていたといいます(現在は井戸水)。苔むした石が並ぶ、鬱蒼とした木々。市街地にこんな古ぼけたところがあるなんて、20数年金沢に住んでいたのに全然知らなかった。忘れてるだけかもしれないけれど。

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小高い丘の下はもちろん池。丸々太った鯉がゆうゆうと泳ぎまわっていました。のんび~りとお弁当広げて一休みするのに良さそうな感じだー。この付近、実は金沢の金融街なので、仕事に疲れたらここらでちょっと疲れを癒すのも良さげではありますが、そんなことする人いないよな、きっと。

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池にかかるレンガ造りの橋は図月橋と言うのだそうです。それにしても決して広くないスペースなのに、多くの種類の樹木があるんですよねぇ、ここ。

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神社の中にまた神社。金谷神社(かなやじんじゃ)といいまして、利家公以外の前田家藩主を祀っている神社だそうです。小さいけれど佇まいがとても美しい建物でした。

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再び神門。神社の内側から眺めています。こちらは西側なので、夕日が当たると奇麗なんだろうなーと想像。見てみたいです。

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前田家縁の神社らしく、ところどころに家紋である梅鉢がちらばっています。境内の中に一体いくつあるでしょう、なんてクイズをしたら楽しいかも。アーチの内側のあんまり目立たないところに欄間があって、見事に和洋折衷しているのであります。

金沢 近江町市場

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近江町市場(おうみちょういちば)は1721年に始まったそうです。金沢城の堀の位置を定かに覚えているわけではないのだけれど、堀のすぐ外、って位置関係のような気がします。金沢城からだと金沢港へと行く道の方面。もっとも金沢港まではちょっと距離がありますが。

近江町と言えば、鮮魚というイメージなのですが、もちろんそれ以外のいろんなものがあるわけで。写真の右側はオーミスーパーという衣料品店。左側は何屋さんだったかなぁ。左側の上に、「ほうじ棒茶」というバナーが見えてますが、金沢では茎茶をほうじた加賀棒茶というのがありまして、これが美味。ほうじたお茶の香ばしさって、特別です。

なお、金沢でお茶と言えば、有名どころは丸八さん。近江町にはお店ないですけれどね。友人から丸八のほうじ茶を頂いたのですが、すっごく美味しかったです。もう無くなってしまったけれど。

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お魚屋さん界隈。こんな感じのお店がいくつもあって、鮮魚、乾物、加工品その他、いろいろ揃っています。この建物、地上5階、地下1階で、上の方は駐車場になっているのかな。市場内は車の乗り入れ禁止。

グアテマラの市場って、通路が狭くて(通路にも売り子さんがいたりするし)屋根が低くて薄暗いのだけれど、ここは上からの光も入ってきて明るいのが印象的。早めの時間だったせいかあまり人がいませんが、年末とかは人でごった返すのもこの近江町。観光客も多いです。

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とれとれのキトキト。ガンドってフクラギ以上ブリ未満な、若いブリのことであります。スペイン語ではフクラギもガンドもブリも、皆まとめてCola Amarilla(コラ・アマリーヤ、黄色い尻尾)。それにしても美味しそう。一本1500円ですか…。

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その場で食べられるウニが1個500円。向こうに山積みになっているのはその場で食べられる天然生牡蠣1個500円。あああ、美味しそう。グアテマラではこんなキトキトなお魚、なかなか手に入らないですもんね。よだれだわー、でも高いわー。

お魚には手が届かないので、コロッケを買って帰ることにしました。近江町には近江町コロッケだいやというお店があって、いろんなコロッケを売っていまして、中には甘エビコロッケなんていう代物も。私達は普通に肉コロッケと昔風コロッケを買ったような気がしますが、スーパーなどで売られているコロッケよりも一回り大きくて、ホクホクで、美味しい。コロッケ最高!

我が家は私も小僧もコロッケ大好きなのですが、日本に行く度に安くて美味しいコロッケに感動してしまいます。グアテマラにコロッケがないのは残念。

いや、作ればいいでしょ、って言われれば、その通りなんですけれどね。

イサベル・アジェンデ「リッパー・ゲーム」

やっとこさ読了したので、メモ代わりに。

イサベル・アジェンデと言えばラテンアメリカを代表する人気作家ですが、今まではどうもあまり読んでみようという気になれないでいたのですが。今年出た新刊のEl Juego de Ripperは、ミステリーという謳い文句だったので、これなら私にも読めるかも!と買ってみたのでした。サンフランシスコが舞台というのも、個人的にはポイント高かったりしたのですが。

読み終わるまでに2ヶ月か、もうちょっとかかったかな?475ページというページ数も確かに多いのですが、日本語なら同じページ数でも1週間から2週間で読めちゃうのだけれど、スペイン語はやっぱりそんなわけにはいかないや。

さて、肝心のストーリーは、インディアナとアマンダの母子を中心に展開していきます。インディアナの元夫でアマンダの父であるボブは警察の殺人課課長。アマンダはサンフランシスコで続けて起こる殺人事件を解き明かそうと、オンラインロールプレイングゲームのリッパーを立ち上げます。

と書くと、謎解きが中心なのかと思うわけですが、実はあんまりそんな感じではなくて。むしろインディアナとアマンダの生活を中心に、前半は超ゆっくりと話が展開していきます。後半になって、リッパーが犯人の実像に迫っていく過程はなかなかおもしろい。ミステリーというよりは、謎解き付き小説と言った方がいいような。スペイン語も難しい言い回しとか表現はあまりなくて、読みやすいです。時間かかるけれど。

登場人物が男性も女性もいささかかなりマッチョ的な感じはするけれど、人物像がしっかり描かれているので読んでて飽きません。私的にはアマンダの良き理解者であり、孫のロールプレイングゲームを助けるために元義理の息子であるボブから情報を入手してきたりと大活躍するブレイクがお気に入りです。子供を子供扱いせず、やりたいことを手伝いながら見守ってあげている、こんな大人いいなぁ。不思議なテレパシーを持ってるっぽい、リッパーのメンバーであるモントリオール在住のアバサもふわふわしていていい感じ。

というわけで、おもしろかったです!また今度アジェンデの本を読んでみようかな。何ヶ月かかるかわかんないけれど。

金沢 駅~武蔵が辻

金沢駅を出てそのまままっすぐ東側へと向かいます。この付近は私がいた頃とはかなり変わっていて、とんとお馴染みのない風景。見えるものがとっても目新しい。

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この細い建物、日本っぽい~!と思って写真を撮ってしまいました。何だかおしゃれで、こういうところに住んでみたい!

お隣の金沢茶屋は和倉温泉にある加賀屋グループの旅館&割烹です。加賀屋グループがこの旅館を買ったのは最近のことらしいですが、以前はここに古~い旅館があったような気が。この金沢茶屋、評判のいい旅館のようで、泊まってみたい気がするのだけれど、きっと縁がないだろうな~。

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これ、とっても素敵だったのでついパチリ。壁に掛けられた額縁に植えられている花。手入れが大変だと思うのですが、このさり気ない感も素敵です。いいなぁ。

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土日祝限定の周遊バスのバス停。金沢駅から武蔵が辻、香林坊、片町、タテマチ、21世紀美術館、兼六園付近というめぼしい観光地をひたすらぐるぐる回る、金沢ののっティ的バスのようです。でものっティの方が絶対可愛い。

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真宗大谷派の金沢別院、別名東別院。由緒のあるお寺さんのようですが、現在のお寺は昭和の頃に建てられたものだとか。昔は全然気にしたこともなかったお寺だけれど、久しぶりに見かけたので、つい写真を撮ってしまいました。

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東別院の中を通り抜けると、横安江町の商店街に出ます。元々は東別院の門前町として発展したのだそうで、私がいた頃は横安江町アーケード街と呼ばれてました。そう、アーケードがあったんですよね。最近ここも再開発されたようで、今では金澤表参道って名前らしいです。時代は変わるなぁ…。でも並んでるお店は昔からあったところも結構あるような。元々こっちの方にはあまり来たことがなかったので、記憶が定かではないですが。

向こうの方に見える建物はめいてつ・エムザとスカイホテル。武蔵が辻交差点の角に立つ建物です。

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家の前のお魚がユニークだったのでついパチリ。表情があって素敵です。ここら辺は昔からの町家が残っている場所でもあります。この辺りも電柱がなくて、それだけですっきり・ゆったりと見えるんですねぇ。エアコンの室外機がちょっと雰囲気をぶち壊していますが。

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武蔵が辻交差点。武蔵さんという人が昔この付近に住んでたらしいですが、地名の由来はよくわかりません。交通量の多いところなんですが、時間が早かったせいか、この時はそんなでもなかったかな。写真の左側(東)へ行くと、東茶屋街とか浅野川とかへ出られます。伝統工芸に従事している人が多いのもこちら側。加賀友禅の友禅流しは浅野川でやっているし。

写真の左側奥に見える、大きな箱型の建物は近江町市場。別名「金沢市民の台所」だけれど、金沢市民だった頃にここで買い物したことなんてありません。地元の人より観光客が多いんじゃないのかなぁ?

というわけで、今回は観光に来ている私達も折角なので近江町で観光してみることにしたのでありました、という話はまた次回。