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チーズ食べ過ぎ

我が家の近くにディープ・ピザ、ピザ生地がタルトの生地のように器の形になっていて、具とチーズをたーっぷり入れられるようになっているのですが、それを扱っているピザ屋さんが数ヶ月前にできました。

ちょっと食べてみようか、ということになって行ってみました。ピザのメニューは2人用と4人用。2人用のピザには1ポンド半だから680gのチーズが使われているとか。てことは半分ずつ食べるとして1人340g、4分の1だとしても170gのチーズってことになりますよね?

実は私、子供の頃から乳製品が苦手で、食べないというわけではないのですが、あまり好きではないのです。何が苦手かというと匂いと味。なのでヨーグルトとかチーズケーキみたいに牛乳臭が少ないものは大丈夫。チーズは匂いが強くなければ大丈夫。ホワイトソースは好んで選ぶわけではないけれど食べることあり。牛乳はよっぽどのことがないと飲まない。個人的には牛乳じゃなくてアーモンドミルク使う派です。

まあそんな感じです。グアテマラでカルシウムを取ろうと思ったら、基本は乳製品。大体皆チーズ好きですしねぇ。そんなこんなでこのチーズたっぷりピザ、結構人気なようです。

この流れおちるチーズ、こってりしていて美味しいです。私にはちょっとこってりしすぎかもですが、美味。ただしやっぱり1/4しか食べられませんでした。小僧は2切れ目にチャレンジしたのですが、途中で挫折。やっぱりコッテリ系って、そんなにたくさんは食べられない気がします。でも美味しい。なかなかに贅沢な味です。お酒が合いそうな味。飲まないけれど。

こうして満足して帰ってきたのですが、大量のチーズなど普段食べることがない私の体がびっくりしたらしく、実はその後腹痛・下痢を起こしてしまったのでした。その後もどうも腸が何となく不穏な感じではあったのですが、数時間で収まったかしら…。

結論:普段食べないものを大量に食べると体が副反応を起こす。

またその内行って、少しずつ体をチーズに慣らしたいですね。子供の頃から苦手な食材でも、克服できる日は来るんでしょうか…。

大使館シェフのおいしいレシピ

さらさらとTwitterを眺めていて目に留まったのがこちら。

このアカウントは在日大使館のシェフのレシピを紹介しており、YouTubeチャンネルも有り。ちょうどメキシコ編が始まったところのようです。

このメキシコのレシピ、ちょっと見てみましたが、なかなかの充実ぶり。YouTubeでは既にパストールタコスが紹介されていますが、まあなんてお上品なタコス!そりゃメキシコ料理といえばまずはタコスと思われているせいなのでしょうが、屋台の料理なのでギャップが(笑)。でも家庭で作れるように、というレシピは嬉しいですね。

美味しそう。パクチーが足りないよ!とは思うけれど(笑)。

何だかんだ言って、結構手をかけたビデオです。公邸の中が見れちゃうのも面白い。

こんな形で他の国文化に触れられるのも面白いですよねぇ。明日はツナとトマトのパスタにしようかしらん。

スペシャルインスタントコーヒー

今日の新聞を開いたら、2面と3面の見開きを使った記事広告となっておりました。最近めっきり広告が減り、大量の人員整理をしている新聞社ですが、こういうやり方があるのか。

さて、何の広告かと言いますと、こちら。

ネスカフェ・レセルバ・アティトラン。

インスタントコーヒーですが、「アティトラン」という産地名入りのスペシャルインスタントコーヒーとなっております。昨年でしたか、メキシコで同様にベラクルス産の豆を使った「ベラリカ」とチアパスの「シアパン」というのが販売されていますが、中米では初であるようです。

ラベルの絵はアティトラン湖畔の町、サン・ペドロ・ラ・ラグーナの画家ペドロ・クルス・スヌのものだそうです。このラベル、めっちゃ素敵。インスタントはあまり飲まないのですが、このラベル欲しいぞ。

このネスカフェ・アティトランの成り立ちですが、2013年に中米各地でコーヒーノキにさび病が発生し、大きな被害をもたらしました。ネスレはこの時グアテマラ、ホンジュラス、ニカラグア、エルサルバドルでプラン・ネスカフェを立ち上げ、コーヒー農家の支援を行なったのでした。

グアテマラでは農家3400軒を対象としており、サビ病に強い苗木560万本を提供、技術指導もしたようです。別の言い方をすればコーヒー農家の囲い込みとも言えますが、Win-Winとなったのであればそれで良し。

こうして出来上がったのがネスカフェ・アティトランだったのでありました。

アティトランのコーヒーはあっさりとして飲みやすい感じではなかったかな。サビ病に強い種をメインにしたのであれば、味も変わっているのかもしれないですよね。ちょっと興味あります。

炊き出し

5月に入ってから、今まで閉まっていたお店でも開け始めたところが多々あるような気がします。

民間セクターからの強い要望もあり、政府は現在の禁止措置を少しずつ解除する道筋を求めている模様。何といっても副大統領のギジェルモ・カスティーヨが商業界の人なので、こちらからの突き上げは結構強いのではないかと思います。これに対するのが医師である大統領アレハンドロ・ジャンマテイ。かなり孤軍奮闘している感があるけれど・・・、今のところは何とか踏ん張っておりますね。でもそろそろ限界のような。

国境閉鎖・労働禁止・外出禁止といった措置が始まったのが3月17日ですから、もう5週間が経過しておりますが、そろそろ慣れて来た一方、閉塞感もまた高まってきているように思います。やっぱりずーっとずーっと家の中にいると言うのは健康的じゃないですし。

それでも仕事があり、少なくとも今のところは収入が保証されている私はとっても幸運な立場にあるわけで。政府はコロナ禍による失業者への保障、中小零細企業支援、貧困世帯への金銭的支援を表明していますが、手続きがそうスムーズに行くわけではなく、実際にお金が手元に届くまでにはまだ時間がかかりそうです。それまで皆持ちこたえられるのかしらん。特に日銭で暮らしていた人たちへの影響は深刻です。

一方で、そういう人たちのためにできることを行っている人たちもまた。

ラユエラはグアテマラシティの1区にあるレストランですが、4月から無料の食事の提供を行っています。

当初はほぼ持ち出しだったようですが、現在では食材の寄付もあればボランティアも多々集まっており、先日は朝食300食と昼食900食を提供したとか。作るだけでもものすごい手間だとは思いますが。。。

当然それだけの人が訪れるわけですが、子連れの女性、年配の方を優先にして、後は順番に配っているのだとか。

ある日の朝食。パンケーキとシリアルとかヨーグルトかな?子供が喜びそうなメニューです。

始めるだけでもすごいことですが、それがもう何日も続いているというのが凄い。善意が善意を呼んで、更なる人手や食材といったものが届くようになっているといいますから、善の連鎖。

ファーストフード店などが、国立病院などの職員に時折食事を提供し、大き目に報道されたりしておりまして、それはもちろん良いことなのですが、貧困層への支援を第一に掲げている地元企業は他には聞かないかも。

もっとも、大きく取り上げられていないけれど地道に貧困層・医療関係者への支援を行っている企業・個人は結構多いのではないかと思っています。企業以外では教会がそういう活動をしていますが、まあそれは本来業務みたいなものと言える?

本来なら行政が手を差し伸べるべきなのでしょうが、なかなかそこまで行き届かない。そこをカバーできる個人やグループがいるグアテマラって、結構スゴイって思います。

いやひょっとして、そういう人たちがいるから、行政が動かない、とかなのかしら・・・?

新商品

コロナウィルスによるレストラン・食堂のイートイン禁止で各店とも色々苦労しているようですが、時々おっと思うような新商品やサービスがあったりして、それはそれで見ていて楽しい。注文するかと言うとそれはまた別の話。そんなに毎日外食ばかりしてたらフトコロは痩せ細り、体は大きくなっちゃいますもん。

良く見かけるのはファミリーセットで、4人とか6人とか8人とか用のセット。2人家族の我が家はお呼びじゃないってことだけれど。

今日見かけたのはマクドナルド。でもハンバーガーじゃないんです。

ソフトクリーム、だと。。。?

バニラアイス1リットル、コーン8個、ソース2個(ストロベリー、チョコレート、キャラメル、ピーチ)でお値段はお得感のあるQ49。1個当たりQ6だとすると、100円にもなりませんよ。安いな。

こちらは私の好きなカフェ・バリスタ。しばらく行ってないけれど、テイクアウトとデリバリーやってます。

新商品はコーヒーカプセル。ネスプレッソのコーヒーメーカーに対応しているそうです。バリスタのコーヒー飲めるんだったらネスプレッソ買ってもいいぞと思った私。カプセル12個入りでQ45、カプチーノ6個とブレンドコーヒー6個だそうです。1杯当たり50円くらい。ネスプレッソのカプセルと同じくらいの値段設定なのかしら。

ここはこれ以外にもボトル入りのオシャレ系ジュースやピザといった新商品も出しています。サンドイッチは前からあったけれど、ピザか。。。ドライブスルーで頼むと時間かかりそうな気が。。。でもちょっと興味あるぞ。と思って良く読んだら、冷凍とか解凍したのとかも頼めるそうです。オーブンで7〜8分。

いろいろ工夫しているのね。

そういえば、ピザのキット(?)を販売しているところもあったな。ご家庭で生地と材料をセットしてオーブンで焼いたら出来上がり。ピザはやっぱり熱々がいいですもんね。

マルゲリータとペペローニの2種類で1セットが3〜4人分。Q75は1000円弱。

でも自分で生地を整形しないといけないのか。。。子供が喜びそうですよね。

あれも食べたいこれも食べたい、次はどれにしようかなーなどと贅沢に悩むのでありました。

デリバリーサービス

昨年あたりから当地でのフードデリバリーを開始したのがウーバーイーツ、ウーゴ、グロボの3社ですが、コロナ禍でフード以外のデリバリーもやっています。

大きな物は無理だろうと思うのですが、スーパーでの買い物、コンビニ、薬(薬屋さんは元々自前のデリバリーサービスをしているところが多いのですがここにも参入)、ペットショップなどなど。加えてブツの受け渡し、バイク便的なサービスまでやっていたりするのでなかなか便利です。

オンライン授業絶賛開催中の小僧、クラスメートと共に電子制御可能な望遠鏡を作っているのですが、集まって組み立てるという作業ができないため、それぞれのパーツを各自が担当し、パーツを送って一つにする。そのためにグロボのサービスを使っていたのでした。最終工程は小僧が担当です。便利な世の中だ。

もっとも、バイク便そのものは以前から存在しており、結構幅広く使われていたのですが、どちらかと言うと法人向けのサービスでありました。それの個人利用をメインとするバージョンと言うか。何といってもグアテマラ、数年前になくなった郵便局が未だに復活しないものだから、こういうサービスが出現するのでありますよ。

私が使っているのは今のところウーバーイーツだけですが、グアテマラの場合元々「配達人へのチップ」を加算することができるようになっていたのですが、最近は「レストラン応援チップ」も払いたい人は払えるようになっています。ただしウーバーイーツの手数料も少し値上がりしているので、もろもろ払うと食べ物の料金の倍近くになりそうな勢い。応援したいのは山々だけれど、流石にちょっと高過ぎ。

それでもこういうサービスがうまい具合に広まっていてくれて良かった。外出しづらいこの時期には超ありがたい。年配の方や持病のある方などには特にメリット大きいかと。デメリットはおねだんお高めということですが、それでも地元企業(だけじゃないけれど)支援を兼ねて行えるのなら悪くないという気もします。

コロナ禍が何とか収束を迎えた後、このデリバリー業界はどうなるんだろう?なんだかそのまま続きそうな気がするんですよね。

一晩水につけておく

すっごくどうでもいい話なのですが、先日料理していてふと思ったこと。

豆なんかを調理しようとすると、レシピには大抵「一晩水につけておく」などと書かれています。

「一晩水につける」のはまあいいとして、一晩経ったらもう料理しないといけないのか!?そう、私のように朝になったら仕事に行く人はどうしたらいいの?専業主婦じゃないと豆料理しちゃいけないのか!?

と例によっていささかエスカレートしてしまったのでありました。

実際のところ、この「一晩」と言う単位は「6〜8時間」のことを指すのだそうで、別に朝から水につけておいてもいいらしいのですが、なんだか紛らわしい…気がする。

スペイン語のレシピだと「一晩水につける」と書かれているものもあれば、「6〜8時間」と書かれているものもあり、特に決まってはいないのかもしれません。それにしても豆料理って、事前の準備に時間がかかれば、茹で時間にも長いし、シンプルではあるもののなかなかに大変な食材ではあります。

でも代表的なフリホーレス(インゲン豆の一種)は、土器の鍋で時間をかけてぐつぐつ煮込むと本当に美味しいんですよねぇ。豆料理に必要なのは「水と時間と忍耐」なんだそうで、やっぱり一晩水につけて朝からゆっくり煮込むのが正解なのかもしれません。

と言うわけで、明日の夜からヒヨコマメを水につけて土曜日に料理することにするか。