Monthly Archives: February 2020

平和のモニュメント

多忙だった1週間が過ぎ、ホッと一息ついたところでもう眠い…。春眠暁を覚えず系なのかしら。

というわけで今日はこちら。

Monumento a la Paz

グアテマラ市役所前にある噴水ですが、中にあるのは「平和へのモニュメント」。ちょっと見にくいですが、手です。

これはオリジナルのレプリカで、オリジナルはどこにあるかというと、国家文化宮殿。

01.12 總統為和平雕塑更換新鮮玫瑰,象徵為瓜國帶來和平
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台湾の蔡総統がグアテマラを訪れた時の写真のようです。一緒に写っているのはジミー・モラレス前総督。目の前にデン!とあるのが手の木のような平和のモニュメントで、グアテマラを訪れる要人はこの手の木におかれるバラを交換することも可能です。

グアテマラ市役所前の噴水の中にあるのは、こちらのレプリカ。鳩もちゃんとつけてありますよん。

思うに、前グアテマラ市の市長だったアルバロ・アルスーが内戦の終わりを告げる和平調印を実現した人であり、その後このモニュメントを造ったので、その後市長になった時にレプリカを造らせたのかなぁと。市役所に置いて職員で毎日バラを変えればいいんじゃ、って気もしますが、何故か噴水の中で水攻めにあっているという。ここならバラを置こうなどと酔狂なことを考える人はいなさそうではありますが、オリジナルが市民の目につきにくいところにあるので、ここに置いた離したのかしら。

謎。

四旬節、2日目

本日は超多忙な日でありまして、さすがにくたびれました。

というわけで今日のブログはおしまい。

いやそれじゃ、小学生がいやいや書いてる夏休みの日記みたいじゃないか。

日記と言えば、私も三日坊主タイプだったので、ブログがこれだけずるずると続いているのはエライ!と思っています。いやこんなブログにお付き合い下さる皆さま、ありがとうございます。

もう眠いのは事実で、コロナウィルスと美容のためにも今日は早く寝るぞ!と決心しているのではありますがせめてもう一踏ん張りしておこう。

中国で始まったコロナウィルスは、遂にブラジル上陸を達成して、ここいらでも水面下でフツフツしている感じがします。

幸い、隔離にあった一家(以前韓国人と書きましたが、グアテマラ人だそうです)は検査の結果陰性と判断され、あれだけ大騒ぎしたのにあれは何だったの。訓練だったと思えば良いのか。

一方、こちらでも手洗いなどの予防法が周知されつつあります。

グアテマラの安全保障委員会が本日出したステートメントには「コロナウィルスの脅威について、知っておくべきこと、気をつけるべきことは次の通りです」とあります。

内容はこんな感じ。

「気をつけるべき症状は全身倦怠、呼吸困難、空咳、発熱、頭痛または筋肉痛、涙目あるいは充血といった症状は急性呼吸不全や重篤な肺炎に進行することがあります。軽症の場合は2〜3週間程度で回復します」。

「感染者が咳やくしゃみをした際に放出される唾液の小さな飛沫、感染者や感染者が接した物に触れることで感染します。そのため、咳やくしゃみの際には口と鼻を覆う必要があります。」

「くしゃみや咳の際にはハンカチなどで口と鼻を覆うべきです。石鹸を使ってよく手洗いをすること、子供にはアルコール入りのジェルをお勧めします」。

 

いやまあ特に目新しいことはなさそうですが、それでもここまで感染対策を取るのはいつ以来?

大手新聞がこれを取り上げていますから、衛生グッズがそろそろ店頭から姿を消す頃かも。

何にせよ大統領以下、全員過剰反応な気がしますけれどもね。

四旬節、始まる

今日はカトリック教会では灰の水曜日、四旬節の始まりの日。四旬節というのは、イースターの前の40日間の準備期間のことで、この時期には心を改め、罪の償いをすることが推奨されております。

罪と言っても刑事事件の罪みたいなものではありませんので、念のため。例えば「今日誰かの悪口を言いました」的なものも含まれます。当然償いと言っても、悪口を言った相手にわざわざ「この前悪口言っちゃったんだ、ごめん」などと正面切って謝罪して余計に面倒な状況になりましょう、というわけではなく、自分でできるささやかな我慢とか苦行とか祈祷文を唱えるとか、まあそれは人それぞれ。四旬節にグアテマラ中で行われるプロセシォン(御輿行列)を担ぐのもそういう罪の償いの一つです。だから皆大喜びで担ぐのかもだな。

初日の灰の水曜日には、教会で額に灰で十字を描いてくれます。
「あなたは塵であり、塵に帰って行くのです」。うむ、これはスペイン語の方がいいな。
“Recuerda que eres polvo y al polvo volverás.”(あなたは塵であ理、塵に帰っていくことを思い起こしなさい)。

この灰、グアテマラに来て、額にくっきり黒い十字を描いてくれるのを見て、仰天しました。日本だとほんのちょっぴりつけるだけだったので。やっぱりキリスト教が底辺にある国はこうなのね。

そんなわけで、この日は朝とか昼とか夜とか、教会には多くの人が押し寄せます。そうすると、当然起きるのが、交通渋滞。

そーなんです、グアテマラ名物渋滞。何しろカトリック教会って昔昔に建設されたものが多く、駐車場とかないのが普通。そうすると皆このグアテマラで大胆にも路駐する。路駐も一列じゃなくて二列とか時には三列とか。

そのせいなのかどうなのかははっきりとわからないけれど、今日はあちらもこちらも一日中混雑しておりました。私も久しぶりに渋滞にハマって「あー、渋滞ってこんなんだった」と少し懐かしく思った。。。わけではなくて。

ちなみに、エルサル街道民の間で話題沸騰中のリバーシブルレーン。昨日25日に関係者諸々を集めての会議が招集されておりました。

エルサル街道民の期待と不安を一身に集めたこの会議でしたが…、結局、行われなかったそうですよ!!!

サンタ・カタリナ・ピヌラのセバスティアン・シエロ市長はその頃…。

サン・ホセ・ピヌラの市長と会合。和気藹々とした感じですな。前列で握手している2人の左側(若い方)がサンタカタリナ、右側のおじさんがサンホセの市長です。

例の会合を招集した(はず)のフライハーネス市長の方は音沙汰なし。本日になってこんなのをSNSにアップしています。

「20日にエルサル街道の交通問題について話あうための会議が予定されておりましたが、サン・ホセ・ピヌラとサンタ・カタリナ・ピヌラ当局の協力を得ることができず、行われませんでした。両市長はフライハーネスとエルサルバドル街道のその他の住民の関心を無視し、両者で会合を持っていたことは周知の事実です。ここに我々は遺憾の意を表明し、グアテマラ県、通信省にこの問題の解決に向けて働きかけるよう要請します」。

「我々」って誰だ。「フライハーネス市」のタイトルで出しているコミュニケだろ。

ま、それはいいとして、ここで気になるのは一体誰がこの会合に出席したのだ、ということと、誰がどうやって各当局に連絡したんだ、ってことですかね。大体、最初にやるべきなのは、市長同士で話し合うことであって、いきなり県に話を持っていくのは違うと思うのだけれど。

日に日に高まる市民の不満を前に、フライハーネス市がもう一つアップしたのがこちら。

「明日はリバーシブルレーンがあります!」(ただしフライハーネス橋の上)

フライハーネス橋はエルサル街道にある立体交差の上側で、エルサル街道を横断する人たちのためにリバーシブルレーンが設けられているのだそうです。つまり、多くの人が心待ちにしているエルサル街道本線のリバーシブルレーンではないのだけれど、そこまで読まずに大喜びしている人がいるっぽい。

そんなことしたら、明日の朝は罵声が飛び交うのでは。。。

他人事ながら、ちょっとフライハーネス市の動きから目が離せなくなって来ましたよ!

渋滞についての最後の手段は「これは四旬節のペニテンシア(罪の償い)なんだ」と皆で開き直ることですかね。もっとも、カトリックとか一部の人にしか通用しないけれど。

水際

本日、アレハンドロ・ジャンマテイ大統領は、保健省長官と共に記者会見を開き、「こういうことは後悔先に立たずだから」とコロナウィルス(COVID-19)に対して最大限の警戒態勢を取ることを発表しました。

実際に何をするかと言うと、マスクとか医薬品とか、取り急ぎ必要と思われそうな医薬品の備蓄、そして実際に感染の恐れがある人、感染が確認された場合の体制確認というところかな。

グアテマラではまだ感染者が確認されていないのに、なぜこのタイミング?と思ったら、23日に韓国からグアテマラへ帰ってきた韓国人がいるのですが、感染している恐れがあるとして、隔離されているのだとか。ご本人は現在感染が疑われる症状はなく、もし感染していたとしても他人に感染させる可能性は低いとされていますが、念には念を入れて、ご家族2人も一緒に隔離されているのだそうです。もちろん、ご本人の同意があってのこと。何ともないことを祈りますが、さて。

一方、お隣エルサルバドルは例によってもうちょっと過激です。

「イタリアと韓国に滞在した人物の入国禁止!」。両国から来るエルサルバドル人や外交官については「15日間の隔離」だそうです。その後で「隔離は30日」と延長していますが、これをTwitterで発表するのがブケレ流。でも、グアテマラとかホンジュラスから入国した人についてはそれちゃんと確認できるのかしらん。

グアテマラは今のところ中国から来る人のみが入国禁止の対象になっていますが、同様の措置が取られる可能性は否定できませんし、それに日本が加わる可能性だって、ある。

ブラジルでは遂にラテンアメリカ初の感染者が確認されています。イタリア北部に10日程度滞在していたという人で、現在のところ軽症とか。でも症状が出ていれば、他人に感染させる可能性はあるってことなんだそうで。

高山義浩先生のFacebookより。

感染したとしても治療薬があるわけではないし、とりあえずは経過観察して、症状が軽快すれば良し、重症化してしまったら、すわ、一大事。ってところ?難しいですよね。対応するお医者さんも大変だろうな。

まだ感染者がいないここいらの国だからこそ「入国禁止」なんて簡単に言えちゃうわけですが、一旦入り込んだら、貧困世帯・栄養失調の子どもたちなど、ウィルスの餌食になっちゃうのではないかと思われる人たちもまた多く。やっぱりここは水際で何とか押し留めて頂きたいところです。

ブランケット完成

久しぶりにハンドメイドネタ。ちょっと前のことですが、やーーーっと完成しましたのがこちら。

9月から始まった #natureswalkcal 、終了予定を大幅に過ぎたものの完成!ミスは多々あるのだけれど、自分用だからいいっか。 #crochet #ravelry

Ravelry(ラベリー)という編み物サイトに無料で編み方が公表されているNature’s Walk Blanketというタイトルのブランケットです。デザインはSandra Paulさん

6つのモチーフを8枚ずつ編み、全部繋げて周囲を編む、という手順なのですが、元々はこれ、9月から毎週モチーフが1つずつ公表されていくというミステリーCALで行われておりました。CALというのはCrochet Along、「一緒にかぎ針しよう」という意味合いで、何か一つのテーマですとか、編み方を決めてそれぞれが編んでネット上で公表するパターンが多いのですが、ミステリーCALは編み方が最初は不明で、少しずつ公表されていくもの。一番最初には「何を作るのか」とか「用意するもの」とかが提示されるので、面白そうだな、と思ったら参加表明すれば良し。

毎週モチーフを8枚ずつ編むところで既にスピードに追いつけていなかったため、CALのスケジュール通りなら12月には完成だったのですが、出来たのだから良し。

まあしかし、モチーフ編んでた時はちゃんとやってたつもりだったのですが、いざ繋げてみると、目の数が足りなかったり、ひどいところは5目ほど増えていたり。なんじゃこりゃ!と思ったものの、もう既に別の辺を繋げた後だったので、それもほどいて編み直す気にはなれず…、適当に誤魔化しました!自分用だからいいんだい。

そんなこんなで繋げ終えたら、流石に達成感高し!いえ、実際かなり気に入ってます。モチーフの柄がなかなか素敵です。モチーフごとにデザインが異なるので、その異なるデザインを同じ大きさに揃えるのが難しいところではありました。

大きさは120✖️150cmと小型(子供用というか)の毛布サイズ。使った毛糸はアクリルですが、800g以上はするので結構ずっしりです。

モチーフを単色で編むので、その点はラクチン。でも次はもう少し小さい物の方が良いかな。というか、3ヶ月くらいで編めるものがいいぞ(笑)。

ミラフローレス・バン

日本から流れて来るニュースはコロナとか桜とかコロナがメインのようですが、こちらエルサルバドル街道周辺住民は相変わらずリバーシブルレーンの是非で賑わっております。グアテマラは平和だ。

とは言え、先日はグアテマラシティでも有数の集客力を誇る某ショッピングモールで、働いていた方が亡くなるという出来事があり、波紋を呼んでいます。

場所は11区にあるセントロ・コメルシアル・ミラフローレス。グアテマラ版B級グルメなドブラーダスの店舗で働いていた人が、トイレで心臓発作を起こし、付近にいた医師2人がCPRを試みたものの、モールの警備員がやって来ると「担当職員が来るから」とそれを辞めさせ、現場に駆けつけた救急隊員が中に入ることも許さず、その男性は亡くなったのでした。

この類の、大型商業施設で起こる事件(盗難とか諸々含めて)は、一般に報道されることはまずありません。すぐ側にテレビ局があるにも関わらず、報道しているのはFacebookを中心としているネットメディアあたり。

ここいらの商業施設は下々の人間など屁とも思っていないのかい。お客さんなら少しは違っていたのかも。

本日事実関係の調査のため立入調査。調査員の顔が写っていないところがミソですな。事件が起きたのは18日だそうですが、本日になって検察も捜査を開始しています。

とある匿名の救急隊員の証言として、「ミラフローレス以外にも中に入れてもらえないことはあるよ」と言ってますが、うむ、これって信頼できる証言なんだろうか。

一方、話がだんだん広まってきて、遂にはTwitterのトレンディングにまでなってしまったせいか、本日になってモール側もステートメントを発表。曰く「警備員が救急車を呼び、救命措置を開始したが残念ながら亡くなった」のだそうです。

一部ではミラフローレス・バン(ミラフローレスに行かない宣言)してる人もいますが、さて、事実はいかに。

どちらにしても、残されたご家族に取っては辛い話です。

こういう心の痛む話よりはやっぱりリバーシブルレーンがああだこうだと喧々諤々やっている方がまだ楽しいや。

もう1つのクルーズ船

ダイヤモンドプリンセス号における隔離になっていない検疫と言う名の感染症対策には口をアングリしてしまったのですが、恐らく多分コロナウィルスはインフルエンザみたいなものだから、それほど真剣に隔離しなくてもいいんじゃないの?と思っていたのかも…と言う気がします。

でも、新しい感染症というのは注意をするに越したことはないんじゃないのかなぁ。その多くは重症化しないとは言え、亡くなる方もいるのですから。

ダイヤモンド・プリンセス号の後、日本への寄港を希望したものの拒否されたウェステルダム号はカンボジアへの入港を許可され、どうやら皆無事!とホッと胸を撫で下ろしたところでウィルス感染者が確認されたそうで、こちらの方もこの後どうするのか気になります。

なんでもカンボジアで下船し、飛行機でマレーシアへ旅行した一行143名の中の1人だったそうで、一行は現在カンボジアの首都プノンペンのホテルに滞在を余儀なくされ、どうやらそこで14日間の検疫期間を過ごす模様。

乗客1,455人のうち、650人がアメリカ人、カナダ人が271人、イギリス人127人、オランダ人91人、オーストラリア人79人、ドイツ人57人、中国人30人などとなっており、感染が確認されたのはアメリカの女性ですが、感染経路は不明。さて、アメリカ政府は自国民救出のために動くのでしょうか…。

船に残っている乗客・乗員約1000人は、船内で検疫期間を過ごすようです。14日間の辛抱。ダイヤモンドプリンセスのように、患者さんがどんどん増えることがなければ良いのですが。

優雅な大型クルーズ船にはこういうリスクがあるのですねぇ。コロナウィルスだからまだ良いけれど、ゾンビウィルスとか、もし本当にそんなのあったら完璧なパンデミック。こういうところで問われるのが政治力のはず、なんですけれどねぇ。