Monthly Archives: June 2020

久しぶりに走ってみた

セマナサンタが明けて、外出時のマスク着用が義務となってから、ランニングはお休みしておりました。マスクして走るの、辛いんですもん。と同時に、6月が終わる頃にはもう少し外出禁止が緩和されているのではないかなぁーとぼーっと思っていたのでありました。

ところが。

ご存知の通り、グアテマラの感染者数はまだまだ赤丸上昇中で、勢いが衰える気配がありません。Stay Homeが口にされることもほぼなくなり、ナンバープレート規制があるにもかかわらず、連日の交通渋滞があるという謎。

いい加減体も鈍って来ているし、少し外に出ようかと。

もちろん、出るとすれば早朝の、人の少ない時間帯です。幸い今は日が長い(と言っても低緯度地域なのでメチャ早いわけではありませんが)し、朝は5時から外出可能。というわけで恐る恐る5kmばかり走ったり歩いたりしながら出かけてみました。6時半ぐらいだけれど。

いやー気持ちいい。今日はとりあえず歩くだけにしようかと思ったのですが、やっぱり少し走りたくなる。マスクをしていると、最初はいいのですが汗をかいたりしてマスクが湿ってくると、若干息がしにくい感じ。吐き出した熱い息がマスク内にこもるので、顔が暑くなるのがちょっとねぇ、なんですよね。マスクを数枚用意すればいいのかも…。無理のない程度に続けてみよう。

通常なら朝も渋滞する我が家付近の道路ですが、学校がおやすみの今は幸いそれほどでもないのもありがたいことです。歩いている人、走ってる人も少し見かけました。まだまだ注意をする必要はあるのでしょうが、ちょびっとでも続けられるといいなぁと思っているところです。

そうやって始めた途端にロックダウンになったりしそうな気が…。気のせいだといいのだけれど。

ホンジュラスのナンバープレート規制

グアテマラではコロナウィルス による非常事態宣言の30日延長が決定しまして、8月初旬まではとりあえず続くらしいのですが、正確には何日までなのかが段々わからなくなって来ている今日この頃です。

昨日テレビに登場した大統領は、グアテマラ、サカテペケス、エスクイントラ、ケツァルテナンゴの4県でのナンバープレートによる通行規制の2週間延長と「奇数日は奇数ナンバー、偶数日は偶数ナンバー」となったことを発表したのでありました。これってわかりやすくしたつもりなのでしょうが、相変わらず日曜日はみーんな外出禁止なので、土曜日に出られる車は月曜日にも出られる、土曜日に出られない車は月曜日にも出られないと、庶民の生活をわかっとるんかい!とちょっとイラッとすることとなったのでありました。

コロナウィルス対策としてのナンバープレート規制ってのはまったく馬鹿げている!と思う私ですが、どうやらスバラシイ!!!と思った人がいるようで、ホンジュラスでも首都圏・サン・ペドロ・スーラでこの規制が取り入れられることとなりました。

でもね。ホンジュラスって既に身分証明書による外出規制があるのですよ。それにナンバープレート規制が加わって、訳のわからないことになっています。なお、外出できるのは7時から17時の10時間で土曜日・日曜日は全日外出禁止。

  • 29日:身分証明書の末尾番号が0の人は外出可、通行可能なナンバープレートは奇数
  • 30日:身分証明書の末尾番号が1の人は外出可、通行可能なナンバープレートは偶数
  • 1日:身分証明書の末尾番号が2の人は外出可、通行可能なナンバープレートは奇数
  • 2日:身分証明書の末尾番号が3の人は外出可、通行可能なナンバープレートは偶数

という風になっておりまして、外出できるのが2週間に1回という厳しさです。しかも、外出できる日に自分の車が使えるかどうかわからないという。

もっとも身分証明書は一人一人チェックするのは大変すぎですから、違反しても摘発されることはまずないような気がします。ナンバープレートは摘発簡単。だったら身分証明書の規制やめればいいじゃん!正直者が損をする仕組みですか、これは。

当然のように批判の嵐だったようですが、先ほどこのナンバープレート規制を撤廃することが発表されました。今日1日だけだったのであれば、身分証明書0の人たち気の毒です。

明日になったら、また気が変わったりしてね。

秘密のパーティー

晴れ時々外出禁止みたいな措置がずーっと続いているグアテマラですが、よく考えたらもう100日以上が経過しており、このまま続けば間も無く4ヶ月に到達する勢いです。

決して状況が改善しているとは言い切れないアメリカやグアテマラが規制を緩めてきていることもあり、グアテマラでも経済界を中心に規制を緩めろコールが沸き起こっていますが、規制があってもちゃんと従わない人が多いグアテマラで、規制を緩和したらどうなるかは火を見るよりも明らか。大体グアテマラは今現在ものすごい勢いで感染者・死者とも増加中ですから、今すぐどうこうできるわけでもないんでは。

少し前の話ですが、外出禁止の時間帯に我が家からちょっと東に行ったところにあるショッピングモールの敷地内にある家具屋で秘密パーティーが行われていたことがありました。「外出禁止」というのはそとに出なきゃいいわけで、翌朝までずっと中にいるつもりだったのであれば、それはそれで良し。ただし「50人以上が集まる集会の禁止」には堂々と引っかかっていましたし(何でも100人以上いたとか)、未成年が多々参加しており飲酒や喫煙をしていた模様。

おまけに、その様子をSNSにアップしていたというおまけ付き。その写真やビデオがあっという間にグアテマラ中に広まって、警官が現場に急行することとなったのでありました。

パーティーを中止させたまでは良かったものの、そこにいた人たちは皆無罪放免となったことから、警察に対する非難轟々となっています。なんつっても、他の同じようなケースでは参加者が逮捕されているんですよね。なんで特別扱いするかと言われれば、そこにいたのが金持ち・有力者のご子息であったからである模様。

誰かのバースデーパーティーであったようですが、無責任な親にかなりびっくり。そして最近、このパーティーの参加者やその家族にコロナウィルス感染者が多数確認されているという噂が流れており、ちょうどここ数日ものすごい勢いで感染者数が増えているのですが、そのせいだったのかい。と何気に納得できてしまうという。

そんなわけですから、グアテマラの人たちの自主的コロナ対策ってのは全然当てにならない気がしています。おまけに金持ちな有力者たちのご子息及び親がこういう倫理観であることも危うすぎませんか?グアテマラの未来が心配だわ。

サハラの砂

今年もサハラ砂漠の砂がアメリカ大陸を訪れる時期となりました。いや、いつもこの時期だったかな…ってよく覚えてないんですが、それはともかく。

カリブの島々を訪れ、緑が濃いのはニカラグアですが、ユカタン半島ではベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス辺りのアマティケ湾も少し緑。でも今年はもっと北寄りに進路をとっているようで、赤くなっているのはメキシコからアメリカにかけてのメキシコ湾岸となっております。

というわけでメキシコ北部。昨日のことだったようではありますが。

もくもくもく。砂漠のようなサンドストームが観測されたのはコアウイラ州のトレオン。トレオンと言えば暑くて乾燥しているイメージがあるのですが、サハラの砂にとっても快適であったのでありましょうか。

グアテマラでもカリブ側には降っているようですが、なんと言っても今は雨季。グアテマラシティのような内陸部までは飛んでこないと思われます。ちょっと残念な気もする。サハラ砂漠の砂は石英(クォーツ)ですからねぇ。ここいらのビーチの砂とは違うんだよなぁ。

なんてことを考えるのは私だけではないようで、なんと楽天で砂漠の砂を売っているではありませんか。世の中にはいろんなものがあるもんだ。

 

ウーバーイーツの2年

ウーバーイーツ(Uber Eats)がグアテマラで営業を始めて2年になるんだそうです。グアテマラで始まる前、メキシコで自転車で配達している人たちを見かけたことがあるのですが、坂道が多いせいかグアテマラシティは専らバイクでの配達がメインです。私も時々お世話になってます。

ウーバーイーツは同業他社と比べると加盟店が少ない気がしますが、それでも国内1000軒のレストラン・コンビニ・酒屋・花屋などをカバーしているのだとか。コロナ以降きっと大きく増えたんだろうなぁ。コロナ時代の成長産業なり。

この2年間で、一番注文回数が多かったのははのべ620回の注文を行った男性で、総額はQ32,000(約4,250ドル)。1回辺りの注文額はQ52だから一人分の注文ですねぇ。毎日一回ウーバーイーツ。

また、配達回数が一番多かった人は6,763回の配達を行っているそうで、これって2年間毎日配達していたとすると1日9.26回。すごいなぁ。この仕事って注文受けて品物を受け取り、配達するわけですから1件につき20分以上はかかると思うんですよね。それに食事の時間って割と決まってるから朝2時間、昼3時間、夜3時間くらいが勤務時間とすると、待ち時間とかもあるでしょうから最大で1日15〜16件くらい?本気で毎日頑張るのなら、生活できるかもなぁ。保証はないけれど。

もう一つ、1回の注文額としての最高額はQ2,635(約350ドル)で、食べ物ではなくお酒の注文だったそうです。ワインとかウィスキーとかシャンパンとかまとめてそれだけ。何かのお祝いだったんでしょうかねぇ。

特にコロナウィルスに感染した場合のリスクが高いとみられる人たちはデリバリーサービスは重要になっていますし、これからもっとデリバリーに参入する業者さんが増えてきそうな感じです。小売店側にとっても、客が来られないのであれば持っていこう!ってことになりますよね。

唯一デリバリーに全く関心がなさそうなのは金融ですが(そりゃそうだ)、こちらはネットバンキングを推奨中。それでもまだまだ現金社会のグアテマラでは、給料日になると銀行に行列ができるのは毎度のことではありますが。

そう言えば来週の月曜日はグアテマラの祝日(軍隊の日、本当には30日の火曜日だけれど連休にするために29日に振替になっています)で、その次の火曜日は銀行員の日で銀行はお休み(本当は7月1日だけれど、連休にするために30日になったらしい)。1月から年度が始まる国で良く半期末に銀行休みにするよなぁ、と半ば感心するのですが、そんなわけで来週は銀行休み明けの水曜日に大行列ができていそうな気がします。

こういうのって、コロナ対策としては悪手だと思うんですけれどもねぇ。それともまた日曜日の大統領会見で必殺技が繰り出されるのでしょうか。車のナンバープレート規制はちょっと勘弁して欲しいんだけれどなぁ。

コロナ時代の地震

今日は出勤日だったのですが、仕事中の9時半頃。接客中だったので立っていて気づかなかったのですが、同僚らが何やら揺れていると言っておりまして、そう言われて見れば揺れている!とやっと気がついたのでありました。何しろビルなのでぐあんぐあん揺れて気持ち悪い。震源が近いとガンっ!て来る感じがあったりしますが、とにかくゆらゆら揺れる地震でした。

Screenshot_2020-06-23 Latest Earthquakes

USGS(アメリカ地質調査所)の「最近の地震」のページをスクショしてみました。水色が該当の地震で、ここではマグニチュード7.4と出ていますが、他の機関では7.1とか7.5とか若干ばらつきあります。

それにしても震源がメキシコのオアハカ州だったのに、距離にして900kmくらいあるグアテマラシティがぐあんぐあん揺れたのだからものすごい。実際、震源近くのオアハカでは家が崩れたり、土砂崩れがあったり、深刻な被害が出ています。

そしてやっぱり考えざるを得ないのは、こういう時にコロナウィルス感染で入院している患者さんはどうするか。通常、大規模地震があれば、入院患者は外に避難しますよね。感染しやすい病気の患者さんが避難することは可能か、重症患者さんはどうすべきか、停電した場合はどうなるか。思っただけで気が遠くなりそうな。

震源付近では余震も続いているようで、これ以上被害が拡大しないといいのですが。ついでに、グアテマラにも大きな地震が来ませんように。

なお、グアテマラシティでは地表付近はあまり揺れなかったという話です。ビルはやっぱり怖いわ。

 

日本からの雑誌

先日、Amazon Japanでとある雑誌をポチってしまいました。元々7月くらいに日本に行く予定でその時に買って持ってくるつもりだったのですが、どうやら無理っぽ。。。というわけで、せめてもの慰めに?ポチったのでありますね。

現在日本アマゾンはモノによっては海外発送していないらしいのですが、とりあえず書籍はまだいけるっぽい。基本的に日本アマゾンは海外への書籍の発送は郵送なので、未だに郵便局が復活しないグアテマラでは受け取りが困難です。なのでアメリカにあるP.O.Boxサービスを利用しています。

日本から郵便で発送→マイアミで受け取ってもらい、グアテマラへ転送してもらう→グアテマラの通関もやってもらう→ウチの近くの支店で引き取り、という次第。

ところが現在、国際便のフライトが減っているせいだと思いますが、郵便での海外発送をやっていないようで、日本からの発送は国際クーリエのDHLになっていました。DHLとかFedExとかUPSは自前の飛行機持っているので、逆に通常より取扱量多くなっていたりするのでは(何しろ世界中をマスクやら何やらが飛び回っているはず)。インボイスを作成する必要があるので、郵便よりは若干手間もかかればお金もかかりますが、トラッキングはもっと詳細にできるのがメリット。

6月10日にポチった雑誌は、6月15日に発送準備が完了してDHLが集荷、同日深夜に飛行機に乗って翌日到着したのは香港!DHLのアジアのハブは香港なのですね。香港からはその翌日17日にシンシナティに飛び、通関してからマイアミに乗り継ぎ、そこから私のP.O.Boxへと配達されたのが18日。一度飛行機に乗っちゃうと早いですよね。

マイアミはラテンアメリカへの貨物便のハブで、商用機が飛んでいなくても貨物便は通常営業。またしても翌日19日の深夜に発送準備ができて20日の朝にはグアテマラに到着したのでありました。マジ早い。ただし週末にかかっちゃったので、引き取りは早くても月曜日。。。とトラタヌトラタヌ。なお、日本アマゾンに支払っている配送料はマイアミまでなので、マイアミからここまでは別途料金がかかります。だから雑誌そのものの料金よりも、送料・手数料・関税合わせたものの方が全然お高い!なのでやっぱりそうそうはポチれないのですよね。かなりの贅沢です。

本日、「ブツがお店に到着しました」メッセージが届いたので、イソイソと受け取りに行きました。そこは自宅から徒歩5分なのでありますが、到着するとあら不思議!お店がない!!!

警備の人に聞いたら「ここは引き払ったよ」ってことで、あらまじゃあ一体どこに届いたんでしょ。ちなみに、前回来たのは3月後半、コロナによる外出制限が始まって間もない頃でした。あれから3ヶ月、世の中はいろいろと変わる。そう言えば空き店舗も増えてきたように思います。

というわけで電話をかけて問い合わせると、徒歩1時間くらいのところにあることが判明致しました。ちょっと遠いな。ナンバープレート規制のせいで今日は出かけられないので、別の日に取りに行くことにしました。

なお、我が家から徒歩20分くらいのところにもピックアップできるところがあるのですが、そこは店舗ではなく24時間引取可能なインテリジェントロッカーなんだそうで。ロッカーは24時間でも、人間は夜間外出できないんですが。

なお、前回受け取りに行ったのは小僧が実習で使う電子パーツ。実習もオンラインになってしまったけれど、ちゃんとやってビデオで提出しておりました。グアテマラ国内でパーツが入手できず、インドにある業者さんからネットショップで買って取り寄せたのですが、ちょうど外出禁止やら労働禁止やらが始まったところで、引き取れるかどうか心配だったのですが、物流はストップしなかったんですよね。これにはちょっと感動したのでありました。そのタイミングで届かなかったら、小僧は実習の課題を提出できなかった、つまり単位取れなかったってわけで、いやいやP.O.Box様さまです。足を向けて寝られません(笑)。

雑誌は一旦お預けになりましたが、届いているのはわかっているので問題なし。時間のある時で外出できる時に取りに行くことにしまーす。