まだまだ続くトロッコ列車の旅。
黒部川第二発電所。猫又駅の近くの、ちょうど川が大きくカーブしているところにあるので、写真バチバチ撮りたくなる場所です。この発電所用のダムははるか上流の小屋平ダムなんだそうで。写真にも導水管が見えていますが、ダムの落差+導管の落差を利用しているんだそうで、どんだけ長い導管なの?そういう発想がすごいわ…。
1933年(昭和8年)着工、1936年運用開始。なお、この付近には新黒部川第二発電所というのもあるんだそうですが、完全地下式なため、詳細不明。
こちらはさっきの写真より少し下流側で撮影しています。右手に発電所、川の左にある建物群は関西電力のもの(宿舎?)ですが、猫又駅はその建物の陰にあり。ただしここは作業員の方々専用の駅であるようで、私達のような一般客は乗降不可です。
河原を利用して何やら作業をされていましたが、さて。それにしても、こんな山奥にも高圧線用の鉄塔が建設されているのですねぇ。
さて列車は更に進みます。
これ、何を撮ったんだっけ?とじっと見つめることしばし。ああ、あれは万年雪!そうか、これは鐘釣駅付近ですね。
ここら辺の河原は温泉が湧いているんだそうで、石で囲えばマイ温泉の出来上がり。なんという贅沢。
ここに写っている建物は釣鐘美山荘。ここには他にも旅館があるそうです。この付近、川遊びしたり温泉につかったりしながらブラブラするのが気持ちよさそうです。
鉄の扉のついたトンネルを抜けたところに小屋平ダム。さっきの黒部川第二発電所に給水しているところです。
この辺りにも作業用と思われる建物あり。こちらはダム管理用なのでしょうね。列車を降りて走って見に行きたくなるところです。
良くみたら、どうもダムやら発電所の写真ばっかりだなぁ。もう少しで終点の欅平に到着です。
ダムや発電所が大好きなので、萌え萌えしながら読みました。ダムの大きさとか仕掛けの巧妙さなど、ダムは奥が深いですよね。次も楽しみにしてます。
よっちゃんさん
ダムや発電所って機能はもちろん、造形の美しさもすごいです。おっしゃる通り大きさ、仕掛けの巧妙さには感心するばかり。ホント、よくこんな物造っちゃったよな、って思います。