昼休みの後、つまり午後の早い時間に「エルサル街道で交通事故があった」という話を同僚が教えてくれました。幸い物損事故で乗っていた人はとりあえず大丈夫、ということだったので、帰宅時間ならそれほど影響ないかも?と思ったのが大間違い。
15時に授業が終わって帰宅する小僧は、バスのルートが変わって県道40号線(クリスト・レイ街道)経由になったものの、大渋滞に巻き込まれて1時間15分でやっと到着。通常のルートなら早ければ40分、時間がかかっても1時間程度なのですが、実はこのクリスト・レイ街道って、小僧の学校からだと通常のルートよりも距離は短いんですよね。山道なので上って下りてカーブぐるぐる、ではありますが。
この事故、どうやらビスタ・レアルというホテルの前で、一体全体どういう経緯でそうなったのかは不明ながら、トレーラー2台が乗用車を巻き込んで衝突、両側の車線をふさいでしまった、というもののようでした。そんなわけでしばらくはその地点で動けず、大変だったらしいです。
そして17時15分に職場を出た私でしたが、その時点では「両方向とも1車線ずつ通行可」というものでした。というわけでルートのオプションとしては
- 事故がそろそろ片付いていることを期待してエルサル街道
- 県道53号線(旧エルサル街道)
- 県道40号線(クリスト・レイ街道)
- 一旦ボカ・デル・モンテまで行ってそこから山道に入りエルサル街道へ抜ける(滅茶苦茶大回り)
などがあるのですが、本命は1か2。ただし、ほとんどの車が2に迂回しているだろうし、3ですらかなり混んでいるという話だから、2も混んでいるんだろうなぁ。ちなみにルート検索でいつも頼りにしているWazeのおススメは2でした。
2は急な上りカーブのある道なので、マニュアル車を運転する私としては、渋滞の時にはできれば避けたい道だったりします(3は言うに及ばず)。というわけで、無難に1を選択してみました。
いやしかし、職場近くのグアテマラシティ内から既に渋滞が始まっており、プロセレス通りを抜けてビスタ・エルモサの立体交差に辿り着くまでにたっぷり1時間かかりましたよ。
お陰でそろそろ日暮れという時間になってしまいました。普段ならそろそろ家に着いている時間なのに、まだ半分にも至らない(涙)。ちなみにここに来るまでに1台、この写真のもうちょっと先のところにもう1台、渋滞のせいでエンストしてしまった車がいました。お気の毒。上り坂でほんのちょっとずつしか進めないような渋滞だと、エンジンにかかる負荷は高いですもんね。こうして渋滞は更に渋滞を呼び、もっと渋滞になって行くのでありました。
さっきの場所から2km程行った地点。事故現場の近くです。ビスタ・エルモサの立体交差からここまで時速5kmの低速走行で20分程。奥の方に青く見えてる看板の下辺りの白い物体が事故車両で、レッカー2台で移動する準備をしていました。既に真っ暗だし。でも、後もうちょっとだ。。。
事故現場には交通警察がいて、1車線だけ通れるようになってました。ここから後はもう渋滞なしのフル走行。何となくエンジンのパワーがいつもより出てないような気がするけれど、多分もう大丈夫。というわけで、残りの6km程は10分で駆け抜けることができたのでありました。
合計1時間半。普段の帰り道のフツーの渋滞ならこの行程で50分程。ちょっと混んでるな、という日で1時間。ノロノロ運転の半クラッチ続きで、左足が辛いです。それでも、今日の事故はまだマシだったらしく、数年前に法面崩れがあった時は3時間かかったと私よりももう少し東の方に住んでる同僚が言ってたっけ・・・。
何だかんだ言っても、19時前に辿り着けた私はまだマシだったようで、夜の22時でもまだ渋滞情報が出ていました。23時になって、さすがに渋滞こそはないようですが、交通量はそこそこあるようです。皆さんお疲れさま。そう言えば、グアテマラシティでこの渋滞に巻き込まれた運転手が、いつの間にか眠りこけてしまい更なる渋滞を引き起こしたなんてツイートを今日見かけたっけ・・・。
そうして明日はまた5時過ぎくらいから渋滞が始まるエルサル街道。とりあえずは交通安全最優先と、あらためて思った今日でした。