アメリカ東海岸がくしゃみをするとしぶきが飛んでくる位置にあるのがグアテマラ。東海岸が大寒波だと、グアテマラ的にも寒波になります。そりゃグアテマラシティあたりでは雪が降るとかいう話ではありませんが、最低気温が10度、我が家付近はそれ以下だったという今朝はさすがに暖房が恋しかったです。風がなかったのでまだ我慢できたけれど。
さて、グアダラハラ。
トラケパケからグアダラハラのターミナルに戻ってくると、グアダラハラ市内をぐるりと周るバスが既に待ち構えており、「グアダラハラ、あっち~」と案内されたので、そのまま乗りました。この時点ではバスはがらがら。
なおタパティオ・ツアーのグアダラハラ市内一周バスは40分間隔で走っているそうです。計算すると3台のバスがぐるぐる走り回っているようですが、夕方以降、お客さんが多かったりすると他のルートのバスが助っ人になったりもするようです。
バスの順路を書いておきましょう。通過のみ、と書かれているのはバスの中から見るだけ、それ以外では乗降可能です。
- カテドラル(輪っかの広場)
- パラニンフォ(グアダラハラ大学)
- セントロ・マグノ(モール、通過のみ)
- ロス・アルコス(アーチ、通過のみ)
- ミネルバ広場(ロータリー)
- ラ・エスタンピーダのモニュメント(通過のみ)
- プラサ・デル・ソル(モール)
- エクスポ(展示会場)
- 二千年のモニュメント(通過のみ)
- 近代美術館
- 小さき英雄達のモニュメント(通過のみ)
- アメリカ領事館
- エクスピアトリオ教会
土地鑑があるわけではないので、どこで下車したら何があるのか良くわかっていませんが(唯一の例外は書店の位置で、これは事前に調べていました)、とりあえずまずミネルバ広場で降りました。
今日はミネルバ広場に至るまでの写真を並べておきましょう。
ウーデヘーことグアダラハラ大学のパラニンフォ。パラニンフォは、セレモニーなどに使われるサロンのある建物を指すことが多いようです。ここは学長棟でもあるのかな。
ダウンタウンのごちゃごちゃ感がなくなった辺りには大きなモールが登場。実物大の象の像があるのがセントロ・マグノです。写真ではちょっと良く見えませんが。
これって歩道橋なんでしょうか。ロス・アルコス。クリスマスなので?大きなリボンがついていますが、下の部分は道路です。良くみると上部に“Una Estancia Agradable es Grantia de Regreso”と書かれています。「心地よい滞在は再訪の保証」とでも訳せば良いのかな。グアダラハラ市民のおもてなしのモットーなのでしょうか。ここ、一体何に使われているんだろう。
と謎に思ったので調べてみました。1938年、メキシコ-モレリア-グアダラハラ間の高速道路が建設された時、ここがグアダラハラへの入り口となっていたのだそうで、それを記念して建設されたものだそうです。建設は1942年。凱旋門っぽく造られたのだそうです。反対側(西側)には“Guadalajara, Ciudad Hospitalaria”と書かれているそうで、これこそ「おもてなしの町、グアダラハラ」という意味。おもてなし先進国がここにありました。
リボンのあたりの黄色いところはトラケパケのタイルが使われているそうです。この黄色、素敵ですよねぇ。