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ベルタ・カセレス殺害事件判決

2016年3月2日にホンジュラスの環境保護活動家ベルタ・カセレスが殺害された事件で、本日、ホンジュラスの法廷は容疑者8人のうち7人に有罪判決を下しました。

ベルタは当時、水力発電所の建設に反対を主張しており、深夜何者かに撃たれて亡くなっています。今回の裁判は10月に始まったものですが、被告はいずれも実行犯とみなされる人たち。国軍士官のドゥグラス・ブスティーヨ、ダム建設を推進していたDESA社の地域環境事業部長セルヒオ・ロドリゲスら7人が懲役10年。殺人及びベルタと共にいて重傷を負ったグスタボ・カストロに対する殺人未遂で懲役10年というのは、いかにも軽い気がするのですが、どうでしょう。

またこの事件では、当初から影の黒幕の存在が指摘されていますが、黒幕とされる人物は未だ逮捕されていません。

未だ道半ばな感じのするベルタ殺害事件ではありますが、有罪判決がでたことは一歩前進?それとも量刑の軽さにガッカリなのでしょうか。

ベルタの意志を継ぐ人たちが安全に生活できることを祈りつつ。

「ちゅら」と「チューラ」

日本方面は各地で大雪、グアテマラ方面は元国会議員で大統領選に立候補したこともあるマヌエル・バルディソンがアメリカの移民局当局に拘束され、うまい具合にバルディソンに対しグアテマラで逮捕命令が発行されたという結構な大地震が起こっています。容疑はラテンアメリカのほとんどあらゆる国のトップを巻き込んでいるオデブレッチ社からの収賄容疑。これについてはもう少し情報が出てくれば続報しますが、現在のところはあまり出てきていないのですよね。水曜日に検察が記者会見を行うという手はずのようですので、内容次第ではあらためて書くことになるかと思います。

さて、今日はずっと軽い話題。

沖縄と言えば琉球の時代から続く言語がありますよね。琉球語は日本語の方言と言うにはかなり異なり、異なる言語と言うにはあまりにも似ているという言語のようですが、それってここのカクチケル語とツトゥヒル語みたいなもの?元々キチェー語から派生した言語は当然似ており、原語の方言と呼べなくもないのですが、グアテマラで別の民族とカウントされているのは、それぞれが王というか族長を持ち、社会を形成していたからなのではないかしら。

そういう意味では、王国を形成した琉球は一つの民族と言えると思うのだけれど、沖縄の人たちってそんな風に考えないのかな???

それはともかく、「ちゅら」と言えば「美しい」という意味合いの沖縄方言(または琉球語)であることは良く知られていますよね。

スペイン語のchula(チューラ)という言葉もやはり「美しい」という意味になります。もっともこれは女性形で、男性形はchulo(チューロ)。特にグアテマラでは結構使われている言葉だと思うのですが、他の地域ではどうでしょう。ちなみに、この付近では「美男」「美女」という意味でもあります。

沖縄方言とスペイン語のグアテマラ方言に見られるこの偶然。

いやひょっとして昔むかしのその昔、琉球から難船して太平洋をさまよったあげくグアテマラにたどり着いた人がいて、それがグアテマラ方言「チューラ」の源になったのでは。。。とか相変わらずテキトーな妄想をして楽しんでいます。じゃあなんで、他に似通った言葉はないんだ?とかは聞かないように。

グアテマラ方言のチューロは、一番良く使われるのが子どもを「かわいい」という時かな。
Qué bebé tan chulo!(とっても可愛い赤ちゃんね!)

通りを歩いている女性に投げるピロポ。
Chinita chula!(美人さん!)
私が若かりし頃こんなピロポ言われたっけ。。。

あるいは、お礼の言葉。例えば何かもらった時。
Tan chula, gracias.(親切に、ありがとう)

私が使えるのは最初のケースくらいで、ピロポを言う相手もいないし、外国人がお礼の言葉に使うにしてはくだけすぎな気がします。でも言ってはいけないというわけではないから、今度使ってみようかしら。。。あ、くだけた言葉なので、若干シチュエーションは選びますよね。よし、とりあえず今度小僧に使って試してみよう。

ふっふっふ。

【おまけ】

我が家のチューラです。

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