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詐欺

元大統領アルバロ・コロンが新バスシステムの導入を決定した閣議決定が国益を損なうものであったとして詐欺・公金着服の罪で逮捕されていた件で、本日予審が結審し、着服については事実なしと判断されたものの、詐欺罪について公判開始が決定しています。

大統領や閣僚といった大物がズラズラと逮捕されて世間をあっと言わせた事件でしたが、自分の行動には責任を持ちましょうね、ということなのでしょう。検察にはこれから2ヶ月間の捜査期間が与えられ、実際に起訴するかどうかはその後での判断となります。コロン元大統領、当時の財務省長官アルベルト・フエンテス・ナイトらは拘留決定、それ以外の被疑者は保釈となる模様です。

というわけで、この事件は今後の捜査と裁判の行方を注目することとして。

グアテマラのサッカー連盟(Fedefut)がFIFAから資格停止を食らって早1年以上。その経緯をここで書いていたような気がしたのですが、探してみるとどうやらちーっとも書いていなかった模様。あら、そうだったかしら。

遠い記憶を辿ってみますので、勘違いもあるかもしれませんが、事の発端はFIFAゲート。汚職にかかわったとしてFedefutの会長ブライアン・ヒメネスに逮捕命令が出たのが2015年12月、サンタクロースのようなヒゲぼうぼうの姿となって逮捕されたのが2016年1月のことでした。

トップが不在となったFedefutに対し、FIFAは正常化委員を任命するのですが、この人達、サッカー関係者からは人気がなかったのですね。何と言ってもグアテマラのサッカー界は狭い井戸の中。その中の井戸水を関係者で分け合っていたところに、赤の他人がやって来て、水が配給制になってしまった。

それでも当時はまだワールドカップ予選があったので大きなトラブルは表面化しなかったのですが、予選敗退した後から段々様子がおかしくなっていったのでした。

2016年10月28日、FIFAはFedefutがFIFAが要求する規則の変更等を受け入れなかったとして資格停止処分とします。これ以降、グアテマラのあらゆるカテゴリーのサッカーは国際大会どころか親善試合すらも行えない状況となったまま現在に至る。

その後何度か資格停止処分を取り消してもらう機会はありました。重い腰をあげてFedefutのステータスも変更され、後はグアテマラ自治スポーツ連盟(CDAG、グアテマラの各種競技連盟の親玉)がこれにOKを出せば大丈夫!という状況になったのが昨年8月のことでした。FIFAからは新しいステータスの承認期限は8月13日と言われていたのですが、肝心のCDAGはステータス承認のための総会を一向に開く気配を見せずに時が過ぎ。

FIFAからは期限までに承認しなければ除名、という話だったのですが、さすがにそこまで非情ではないFIFAは除名しないまま資格停止処分を継続。一方、アホのCDAGは期限を過ぎてから開いた総会で「新ステータスは法律違反になる可能性があるため認められない」と決定してしまったのでした。念のために書いておくと、この新ステータスというのは国会でも承認されたものでした。

どうしてこうなるかというと、CDAGとFIFAから任命されていた正常化委員が犬猿の仲であったことや、CDAGがここぞとばかりに自分たちの権威(=利益)を守ろうとしたこととか、様々な事情はあるのでしょうが、更にはサッカー関係者が選手やサッカー選手を目指す子どもらのことよりも欲得に走ったことが大きいらしい。ココらへんの裏事情は承知していませんが、どこからどう見てもそんな風にしか見えない。

CDAGのアホどもはFIFAが要求してきたのとは別のステータスを作り上げ、FedefutはこれをFIFAに承認してもらえるよう送付します。この時なぜかFedefutの関係者は自身満々だったのですね。そうそう、書き忘れていましたが、FIFAからは8月で正常化委員の任を解くので、Fedefutは新しいステータス下で新執行部を任命するようにとの通達があったのですが、これを無視して自分たちで執行部を任命しています。そして曰く、「ロシア大会にも招待されている」「自分たちのステータスを認めてもらうことで話がついている」。あんたたち、ロビー活動に一体いくらつぎ込んだんですか。

そうして先日。FIFAからは、一言で言えば「オマエら、アホちゃうか」という内容、もう少し詳しく書くと「こんなもん認められるか」、より正確に書くと「ウチが送ったステータスによらずに選出された執行部とはお話しできません」という内容の返事がやってきたのでした。

さて、そして迎えた3月1日。この日は何の日かというと、2019年のConcacafゴールドカップの申込締切。2022年ワールドカップの準備大会でもあり、それに参加できないということがどれだけマイナスとなるか。

FIFAはグアテマラを除名処分にすることなく(呆れてしまって除名どころじゃないのかも)待っててくれていますが、ここに一人、「サッカーを政治利用しやがって、お陰で子どもらが将来を夢見られんようになってしまったじゃないか」と激しく噛み付いた人が。グアテマラサッカーを代表するペスカドことカルロス・ルイスその人です。

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@fifacom Te quiero agradecer por ratificar la suspensión que pesa sobre la Federación de fútbol de mi país, porque yo al igual que ustedes pienso que nadie tiene que llegar a lucrar o utilizar la Fedefut Guate como trampolín político. Te doy las gracias porque hasta el día de hoy te has mantenida firme a pesar que te han querido engañar con "wuizachadas" para así mantenerse en la Federación y como sanguijuelas seguir chupandole lo que le queda de sangre de una Fedefut que se desangra al ver como los fantoches tienen corrompido todo el sistema deportivo con apoyo de las ratas asquerosas de los presidentes de asociaciones departamentales de los cuales es más que sabido que cobran por voto y eligen al flamante presidente de la Federación cobrando mordidas y viajes pagados al caribe. Guatemala esta pagando un precio muy alto por esta depuración, perdiendo muchas generaciones de niños con sueños y aspiraciones, pero viendo a futuro estoy completamente de acuerdo con @fifacom, para poder iniciar de cero estamos en la obligación a cambiar el padrón electoral y eso conllevará sacar ya de una PUTA vez a toda esa partida de ladrones que (imagino) iniciaron en la administración del fútbol de Guatemala de buena FÉ pero se mantuvieron por lo fácil que era meterse dinero a la bolsa, ojalá después del esto los guatemaltecos ya no volvamos a escuchar los apellidos de los dinosaurios que nos han tenido así desde tiempos inmemoriales Los Veliz, Salguero, Paiz, Jimenez, Berganza, Cruz, Lam, arropados por "periodistas deportivos" o mejor dicho por SICARIOS CON MICROFONO Y QUE PIENSAN QUE EN SUS PROGRAMAS DE CAGADA PUEDEN MANIPULAR A LAS MASAS, y una lista interminable de dirigentes de equipos de fútbol que se prestaron en todo momento a la corrupción sin nadie negarse. QUEDA MUY POCO TIEMPO PARA QUE LAS RATAS SE COMAN LOS RESTOS QUE AUN QUEDAN EN LAS ARCAS DE LA FEDEFUT GUATE Y CUANDO YA NO QUEDE NADA SE LARGUEN Y OJALÁ PARA NUNCA JAMAS VOLVER, PORQUE ESTOS MISERABLES NO QUERRÁN ESTAR AHI CUANDO LA ÚNICA ENTRADA QUE TENGAN SEA LA QUE OTORGA LA CDAG LA CUAL POR LEY TIENE QUE RENDIR CUENTAS DE CADA CENTAVO, ES AHI CUANDO ESTOS PIRATAS SAQUEADORES NO VOLVERÁN. GRACIAS @fifacom

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Fedefutのロゴが喪に服しておりますな。訳しませんが、個人名を挙げての罵詈雑言が並んでおります。大丈夫なの、ペスカド。

本当に、現在のFedefutの執行部こそ詐欺で訴えられるべきなんじゃないかと思います。グアテマラでは「サッカー」は国技級のスポーツであり国益ですよ。その国益を損なっている執行部は、その責任を追求されるべき。

この写真はメキシコ戦のものですが、2016年のワールドカップ予選の対アメリカ戦で見た活躍が懐かしいよ。あの試合を生で見れたのはラッキーだったなぁ。

不死鳥のように蘇ることができるか、グアテマラサッカー。

それともこのまま泥沼に沈んでしまうのかしら。。。