Category Archives: ジミー・モラレス

落差

大統領就任して3日目。本日は朝から閣僚とともに在任期間の施政方針を発表し、やる気満々。

と言うか、おっ、やるじゃん!と思わせたのは時間通りに始まったことではないかと…。大統領官邸に住んでいた前大統領は、すぐ側にある国立宮殿で行われるイベントにも遅刻するのが普通でしたからね。なので、時間厳守と言うだけで評価されてしまったりするかも。

その内容は置いておいて。それよりも本日もいろいろ盛り沢山の日ではありました。

まず、ジャンマテイ大統領、ベネズエラとの断交を発表、大使館を引き上げると言ってますから、グアテマラにあるベネズエラ大使館も閉めちゃうのかな。昨日アメリカとは10億ドルの資金援助に関する事前合意に至っており、ひょっとしてそれとバーターだったのかも。

でもそれよりも、ジャンマテイと言えば。大統領選に勝利した後、10月にジャンマテイは野党のリーダー、フアン・グアイドと話すためにベネズエラに行ったのですが、そこで入国拒否されたんですよね。その恨みかも…(笑)

それはともかく、大統領就任式にベネズエラ代表団として来ていたのはグアイド側の人でした。ジミー・モラレス前大統領はアメリカのポチでしたからね。

アメリカといえば。本日、2ダース以上(!)のグアテマラ人へのビザを取り消したと発表していますが、その中に前政権の高官も含まれているのだとか。それが誰なのかは定かではありませんが、どうやら前政権が12月末だったかに米州機構大使に任命した前国会議員のルイス・エルナンデス・アスミティアが含まれていた模様。米州機構本部はワシントンDCにありますから、ビザなければ任務につくこともできませんが、さて、グアテマラからリモート操作でもするんでしょうか。

大使と言えば。その前政権末期に前大統領のお友達関係をあちらこちらの大使に任命しまくっておりました。しかもご丁寧に外務省は「この決定を覆すことはできない」という省令まで作っちゃうという手際の良さ。そんな省令作ったって、新しい外務大臣が引っくり返すに決まっとりますがな。

そして外務省と言えば。本日前外務省長官から新長官への引継ぎが行われる予定でしたが、前長官はその場に姿を表さず。両者がその場で引き継ぎの議事録にサインすることになってるらしいのですが、これでは引き継ぎできない…。前長官は夜になってTwitterで「外務省の外務局長が来なくていいってメッセージ送って来たんだもーん」と反論していましたが、そんなに軽い職務なのか?ついでに、外務省には「アメリカとの安全な第三国に関する合意」とかいった書類が全然ないそうですよ。これって前政権の一大業績なんじゃありませんでしたっけ(どうやら外務省ではなく内務省にあるらしいです。なんで?)

長官と言えば。前経済省長官アシスクロ・バヤダレスにマネー・ロンダリング等で逮捕状が出ました。バヤダレスに対しては、昨年10月に不逮捕特権の剥奪請求が出ていたので、大臣職を離れてただの人になれば当然逮捕状が出るだろう。と言うわけで、昨日のうちに自ら裁判所へ出向いて証言をしていたのですが、本日検察が逮捕状を手に昨日の証言で記録された住所に出向いたらもういませんでした、と。この方はお父ちゃんが現在中イギリス大使で懐豊かな方なのでトンズラする可能性高し。と見た検察は国際指名手配にしたようです。

逮捕状と言えば。前国会議員で今回選挙で公職に当選しなかった人のうち6人に対して逮捕状が出ております。既に逮捕された人もいれば、逃亡中の人も。逃亡中の人の中には大統領候補として出馬した、国軍の特殊部隊であるカイビル隊に所属していたエストゥアルド・ガルダメスなんて人の名前もあります。

国軍と言えば。ジャンマテイ大統領は、パンディーヤ撲滅を標榜しており、そのために国軍を使う予定でいます。そのために国軍兵士を大幅に増員することも発表しており、まあひょっとしたらこれも失業対策の一環なのかも?と思わないでもないです。

あー、今日は写真もなしでたくさん書いたな。政権が変わると何もかもが総取っ替えになる国ですし、昨日までは我が世を誇っていた人が今日は指名手配になると言う栄枯盛衰もまた良くある話ではあります。ジミーが必死こいて中米議会に逃げ込んだのも、ま、そう言う次第。

見ている側としては、落ちて行く人が多いほど見甲斐がある、と言っちゃ申し訳ないけれど、やっぱりその方が楽しいや。

往生際の悪い大統領

一国の大統領たるもの、各国からの元首・要人を招待しての新大統領就任式については、予定の通りにスケジュールが進むことに心を配るはずだとてーっきり思っていましたが。

本日行われた大統領就任式は、スタートが19時、当初の予定からすると4時間遅れで始まったのでありました。

なぜこうなるかと言うと、グアテマラでは大統領就任式に先立って国会が召集され、新議員の宣誓が行われ、国会執行部が選出される必要があります。なぜかと言うと、この新国会議長が大統領就任式で大統領のシンボルであるサッシュを旧大統領から受け取って新大統領にかけることになっているのでありますね。執行部が選出された後、ご丁寧に国会議長の演説と旧大統領の「年次報告演説」なんてのもあります。

でもですよ。そもそも9時に召集されていた国会が開会したのが10時20分と既に遅刻。更には先日手術したばかりだと言う新議員がやって来るのを待つために数時間かけたりとかで、全然予定通りに進まない。こんなに予定を大幅に超過している大統領就任式は初めて(とグアテマラ人が言っていた)です。

それもこれも、「大統領を辞めたくない人がいるんだよ」。だって一般人になったら逮捕されちゃうからね。

往生際の悪いジミー・モラレス大統領が逃げ込む予定の中米議会の前にはジミー、サンドラ・ホベル(外務大臣)、エンリケ・デゲンハート(内務大臣)のピニャータが登場、多くの人が集まるので、警官隊も多数出動して付近の警護に当たっていたり。

やって来た要人は待ちぼうけを食わされてしまい、スペインのように「18:30のフライトで帰るから」ととっとと帰宅された方もいましたが、中にはこう言う前向きな方も。

「グアテマラ国会の遅延のおかげで、二国間会合を増やせそうだ」。

と言うわけで、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領とアポを取ってささっとホテルで会合しましたとさ。それでも時間が余ったようで:

「シェラに行くことにしよう!」

「どうやら始まりそうだ…。残念、就任式に残らないと」

お忙しいところ来ていただいたのにすみませんねぇ…。

なんだかんだで遂に新大統領誕生。

傍にいるのは娘さんだそうです。妻のロサナサンとは別居中なので、ファーストレディ役を誰がするのかは現在不明。

4時間遅れだけれど、やーっとこさ大統領になったからにはしっかり頑張ってもらわんとですね。

さて、一方、「前」大統領になったジミー・モラレス。中米議会に逃げ込む用意は万全で、中米議会は通常の会議場ではなく市内某ホテルに議員を緊急招集したのでありました。そんなんありか!と言うか、いくら貰ったんだ!

と言うわけで抗議する人々は一斉にホテルに移動。ジミーのみならず、とにかく人を入れない、中米議会招集に必要な人数が集まらなければいいわけだし。是非はともかく、根性あるよねぇ。

そこへやって来たのが警官隊に守られたジミーとハフェット・カブレラ前副大統領。

抗議する人たちに追い返されましたとさ。

中米議会側は警官隊を呼んでホテルの警備を強化しており、どうやらジミーその他20名の宣誓を強行するつもりの模様。「何もしない中米議会」と言われて久しいのですが、やる時はやるもんだ。

気の毒なのはこのホテルに宿泊している人たち。特に「もう出ないと帰りの飛行機に間に合わない」なんて方々はとんんだとばっちりです。

一方、新政権はちょうど今、新閣僚の紹介を行っているそうですが、残念ながら今日はジミーに主役をかっさらわれた感ありあり。先行きの思いやられる出だしとなりました。

この物語、現在進行形で進んでいて、ホテルの警官隊は唐辛子スプレーを使っている模様。気にはなるけれど私はそろそろ寝ないと明日起きられないのでここまでにしておこう。どちらにしても、今日はダメでも明日にはジミーも中米議会議員になってると思いますよん。

期待はずれの4年間

明日1月14日は大統領就任式。と言うわけで、ジミー・モラレス「まだ」大統領、最後の最後に何を思ったか「1月14日は公務員は祝日扱いとする」との閣議決定を今朝方公表したのでありました。

何でもですよ、「習慣だから」と言う話らしいですが、少なくとも私はそんなの見たことない。Twitter界隈によれば、「セレソ大統領以前の習慣」と言うことらしいです。ビニシオ・セレソは1986年に民選により大統領になった人ですが、それ以前と言えばクーデターに次ぐクーデターで軍事政権が続いていた時代ではありませんか。時代錯誤も甚だしい。公務員はこう言う区切り目の日にこそちゃんと仕事をするべきなんだよ。

なお、休日となるのは「14日の14時から」だそうですが、大統領就任式は「15時から」。これはジミーが中米議会議員になるのに抗議する人たちがいることを予想し、「無事に中米議会に送り届けるため」だとかTwitter界隈ではまことしやかに囁かれておりました。

「明日は14時から中米議会に集合!ジミー・モラレスが逃げ込むぞ」。どうやら逆効果であった模様。

と言うわけで怒ったのがアレハンドロ・ジャンマテイ「明日から」大統領。「モラレス大統領に取り消すよう頼む」と言う一方で、憲法裁判所に決定の停止を要請したわけですが、何だかものすごい騒ぎになったとびっくりしたらしいジミーが、「やっぱり取り消し」と発表して一件落着(なのか?)

それにしても腰の落ち着かないこと甚だしい大統領であります。こんな調子で4年間やって来たのだから、国民はたまったものではありません。

当然Twitter界ではジミー・モラレス「未だに」大統領に対する送別の言葉で溢れており、トレンディングトピックにも「#グッバイく○ったれ」「#史上最低の政権」などが並んでいると言う次第。大統領と言うのは常に批判され悪口を言われるものではありますが、ここまで馬鹿にされ続けた人もまた珍しい。

それはともかく、ジミー・モラレス「明日まで」大統領は政権を引き継いだ時の課題をほぼそのまま残して、と言うか以前より混乱の状態に陥れてしまいましたから、引き継ぐ方も大変ではあります。

さてどんな4年となるのか。もう期待はしないようにしてはいるのですが。それでも今ほど酷くはならないだろうと心のどこかで思ってしまうんですよねぇ…。

目くそと鼻くそ。

今日見たニュースで驚いたのがこちら。ベネズエラのニュースです。

ベネズエラの今年の最低賃金は25万ボリーバル+食料手当20万ボリーバルの月額45万ボリーバルとなりました。

前年が30万ボリーバルだから大幅な引き上げとなりますが、これ、公式レートで6.7米ドル相当にしかならないのだとか。

他国との比較が次のツイート。ベネズエラのは引き上げ前の金額です。

ちなみに。グアテマラの今年の最低賃金は月額2,825.10ケツァルで今日の公式レートでは366.25米ドル。おっとホンジュラス高いな…。

IMFによればこの1年のインフレ率はなんと20万パーセント。皆どうやって生活しているの。国営企業じゃないとやっていけないんでは。とにかくどんどん人材が流出してしまっているベネズエラ、この先大丈夫なんでしょうか。

って他人の心配してる場合じゃなくて、本当はグアテマラもかなりヤバい。来週火曜日の大統領就任式は目前ですが、政治家が法律無視して好き放題やっていても司法は知らん顔。Cicigカムバーック!と叫びたいのは私だけではあるまい…。

左が時期大統領アレハンドロ・ジャンマテイ、右が現職のジミー・モラレス。モラレスには政治資金法違反の容疑で検察が捜査したがっているものの不逮捕特権があるため手が出せないまま。大統領職を満了した後、中米議会議員となってその不逮捕特権をキープするのですが、中米議会議員に就任するまでに通常なら数日のタイムラグがあり、その間に逮捕されるんでは…と言う憶測もあり。それを避けるために、何と大統領就任式が終了したその足で中米議会へ行って宣誓する、と言う予定らしいです。

中米議会なんて実際には何もしていないし、実際には胡散臭い物のシェルター的に使われているだけだし。加盟各国の前大統領・副大統領は自動的に中米議会議員となれることになっていますが、実際に前大統領・副大統領が議員となっているのはグアテマラだけらしい。いい加減、こんなムダな物は辞めよう!と誰か言って欲しいところです。

と言うわけで、グアテマラもベネズエラも目くそ鼻くそ、ってことか。どっちがどっちかは不明(笑)

トラベル・バン?

一昨日、アメリカのトランプ大統領が自身のツイッターでグアテマラを名指しで非難したとか。

「「安全な第三国」に合意したにもかかわらず、一方的にそれを破るとは。おのれ、今に見ておれ」。

えーっと、勝手に悪代官風に超訳してみました。そりゃグアテマラごときに内々に合意したはずのものをドタキャンされたら怒るわな。ご怒りごもっとも。

このトランプ大統領の怒りのツイートを見てビビったのがジミー・モラレス大統領だったらしい。公の場でメッセージを発する勇気がないジミーが何をしたかというと、メッセージの録画。これってCicigのイバン・ベラスケスをノン・グラートと宣言したあの時とかを彷彿とさせますな。

「うぬぬ、憲法裁判所のじじいどもめ。合意の内容を知りもせずに外交に首を突っ込むなぞ、余計なことをしてくれたものだ。アメリカさまとの関係がもし悪化するようなことがあれば、それもこれも皆、じじいどものせいじゃ」。

もっともこれについては憲法裁判所が「何をたわけたことを。合意を結んではいけないなどとは誰も言っておらぬ。国会に図ってから、つまりちゃんと手順を踏めと言っただけじゃ」と速攻で反論していました。

もっともグアテマラ中がてんやわんやの大騒ぎしていたとしても、コップの中の嵐くらいにしか思わないであろうトランプさん。

「グアテマラ人を入国禁止にしてやる!」

えっ。

どうやらコップに対して本気で怒っているようです。コップごときに舐てたまるか、ってこと?さすがにトラベル・バンは無理でしょって思うんですが、どうなんでしょう。ビザ発給停止ならともかく。

グアテマラ出身でアメリカ上院議員のノルマ・トーレスはこれに対しこんなツイート。

「ちょっとちょっと。無実の人たちを巻き込むことはないでしょ。汚職議員なんかをトラベル・バンにしたらいいじゃない」と心強い姉御っぷりを見せています。いや、トランプ大統領が耳を貸すとは思いませんが。

というわけで、この時代劇、どうやらまだしばらく続きそうです。落とし所はやっぱり関税かな?という気がするのですが、これってあまりアメリカにとってメリットがないような。CIA送り込んで傀儡政権を擁立する、みたいな古典的な手法はもう使えないでしょうしねぇ。

8月の大統領決選投票にはサンドラ・トーレスとアレハンドロ・ジャンマテイの2人の候補がいますが、どちらかというとサンドラが嫌米、ジャンマテイが親米であり、トランプさんがぎゃんぎゃん吠えれば吠えるほど、サンドラ勝利が確実になっていくのではないかと思います。サンドラが当選したら、アメリカとの関係は、一体全体どうなるんでしょうねぇ。

「安全な第三国」

グアテマラのジミー・モラレス大統領は、本日訪米してドナルド・トランプ大統領と「安全な第三国」協定に署名する予定でありました。

「安全な第三国」とは、アメリカへの難民申請を希望する人は、アメリカに到達する以前に第三国で行うこととするもので、早い話が大量の移民希望者がアメリカ国境へ押し寄せるのを阻止するのが狙いです。

お隣のメキシコは6月にアメリカと移民対策のための合意に至っていますが、これはグアテマラとの国境に6000人の兵士を送り込んで移民阻止を行う、これが成果を見せない場合は「安全な第三国」に指定する可能性を含んだものでした。実際メキシコは既に国境警備を強化しておりますが、これによって北を目指す移民の数が減ったのかどうかは、現在のところ不明です。

さて、グアテマラ。先週になって「来週ジミーが訪米するが、どうやら安全な第三国になるつもりらしい」というニュースが流れ、グアテマラ国内は選挙そっちのけでてんやわんやとなったのでありました。安全な第三国になるということは、グアテマラ国内に大量の移民が押し寄せて手続きの間滞在するわけですから、希望者のための住居、医療、教育その他、すべてグアテマラ政府が負担することとなります(ハコモノはアメリカ様が費用負担してくれるかもですが)。

国民の半数以上が貧困にあり、子どもの栄養失調が深刻な問題にあるグアテマラで、一体どこからそんなお金を出すんだ?というのは当然の疑問。

そういうことを事前に公表するつもりはなかったようですが、やっぱり悪いことはできないものでどこかから漏れてしまったのですね。当然批判は多く、憲法裁判所にはこの手続きは違憲だとする提訴が相次いで持ち込まれました。そして憲法裁判所は昨日(日曜日ですよ!)に「協定に署名する前に国会による承認が必要である」との判断を下しました。これを受けてジミーはトランプさんとの会談をキャンセル(これも昨日)。更にその日の内に、駐グアテマラ米大使のルイス・アレアガがワシントンに呼び出され、急遽帰国の途についた模様。

ジミーは大統領の椅子を守るためにも、ひいては将来のことも計算に入れてアメリカ様と良い関係を築いておきたいというわけで、自分と周囲だけで話を進めてしまったのでは。一国の長としては、特にあと半年未満で政権を譲る立場にある大統領としては、浅はかすぎてやりきれませんな。

アメリカはこの「安全な第三国」政策の推進に必死なようですが、メキシコも今日になって「ウチはやらない」と言っています。もっとも、アメリカとの国境付近での移民人口を考えると、メキシコは「安全な第三国」ではないとしても、同じような立場になってしまうのでは…。

アメリカに翻弄されるグアテマラではありますが、ひょっとして今回はアメリカを翻弄してしまったのかもですねー。それにしても、根本的な問題である貧困や治安といった問題に対する対策は一体どうなってるんだか。

ジープの行方

アメリカが「麻薬組織の取り締まりのために」とグアテマラにドネーションした軍用ジープを、政府がCicigやアメリカ大使館を脅すためにグアテマラシティをぐるぐると走り回らせたのは2018年8月のことでした。

その後、情報戦略庁のマリオ・ドゥアルテ長官が「ドネーションでもらったものはウチのものだ、どう使おうとウチの勝手だ。使い方が正しくないと言うんだったら、大使館の前に置いておく」とほざいたのは今年1月31日のことで、Return The Jeepsてなセリフがトレンディングトピックスに上ったのでありました(こちら)。

そして今日。アメリカ政府はグアテマラに対する軍事援助の中止を発表しました。理由は例のジープを本来の目的とは異なることに使ったため。タスクフォースへの物資支援・養成が中止となり、現在までの支援内容については、1件1件再調査を行うそうです。

現政権は元軍人が中心となっていますから、この決定は痛いでしょうね。大体グアテマラの場合、陸海空のいずれも、装備が貧弱なことこの上なしで、車両やヘリには結構アメリカからのお下がりが結構使われていますし、何よりもアメリカへ行って研修受ける、みたいなのができなくなっちゃうんじゃありませんかねぇ。

与党は、今年の選挙で次期大統領候補としてエストゥアルド・ガルダメス(現国会議員)を立てることを明らかにしていますが、この人は対ゲリラ戦用の特殊部隊であるカイビル隊の出身。軍人はアメリカの軍人と関係が深いことが多いのですが、この人は昨年アメリカの入国ビザの取り消し処分を受けています。そんな人が大統領になったら、対アメリカの関係はどうなるの・・・

それはともかく。さて、肝心のジープはやっぱりアメリカ大使館前に返却に行くんでしょうか。筋を立てるなら、アメリカまで送り返すのが正しいんでしょうが、まさか、ねぇ。まだジープ返せとは言われてないからって開き直るんだろうな。あるいは、盗まれたことにしてバラバラにしてパーツだけ使って別の車に仕立てるとか。。。

とにかく、ジープの行方が楽しみです。