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カリブ海への出口

クイズ

中米7カ国のうち、太平洋とカリブ海(あるいは大西洋)の両方に面しているのは何カ国でしょう?

<ヒント> 中米7カ国とはベリーズ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマのこと。

パナマ運河のあるパナマは当然両方に面しております。コスタリカ、ニカラグアも割とわかりやすく両方に面しております。ニカラグアはパナマ運河より以前に運河建設計画があったくらいですからね。

ベリーズは中米というよりはカリブの国。というわけでカリブ海はありますが太平洋とは面していない。グアテマラは両方に面している。

案外難しいのがエルサルバドルとホンジュラスなんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。中米のちびっ子エルサルバドルは太平洋側に面しておりますが、それ以外は全部陸の国境。つまりカリブ海なし。ホンジュラスはカリブ海と面している距離が長いですが、太平洋側にもほんの少しだけ面しています。フォンセカ湾岸にはエルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアの3カ国があり、それぞれが港を有しているのですが、このフォンセカ湾とその付近の島々は、三国間での国境紛争の種ともなっておりました。現在湾は三国の共有支配となっているようです。

というわけで、回答は5カ国でした。

両大洋に面していることのメリットは、海上輸送が容易なこと。逆に言えば、ベリーズはアメリカ西海岸・アジアとの輸出入が、エルサルバドルはアメリカ東海岸・欧州・アフリカとの輸出入が割高になっているのだろうと思われます。

さて。

昨日、ウチのジャンマテイ大統領とエルサルバドルのブケレ大統領が両国間の空路での国境の廃止、つまり両国間のフライトを国内便扱いにするという合意に署名しました。グアテマラとホンジュラスは既に同様の取り扱いとなっており、それに続くわけですが。国内線扱いとなると出国税が不要となるので、チケットが安くなる。こうして両国間の往来が益々活発になるはず…という目論見だそうです。

ちょっと謎なのは、アウロラ空港のターミナルは国内線と国際線が分かれていないので、国内線のフライトの場合もイミグレーションのあるところを「国内線!」と主張しながら通らないといけないことかな。エルサルバドルとのフライトは現在1日6便くらいと結構多いので、混乱しそうです。

そこまでは既定路線だったと思うのですが、ウチのジャンマテイがブケレに「ウチの港を使わせてあげよう」と申し出たというのにはちょいとびっくり。

グアテマラのカリブ海側の土地をエルサルバドルに貸与し、そこに港とターミナルを建設して自国の港として使ってもらう。そうするとエルサルバドル宛の貨物をその新港で荷揚げし、そこから陸上の税関も廃止される予定なのでそのままエルサルバドルまで行く。ふむふむ。

ん?それって我が家付近の交通量が増えるってことじゃない?ぎゃー!!!

港からエルサルバドルまではもっと近いルートがあるのですが(トレス・キエブレス市長のいるイパラを通る道)、泣きたくなるような急坂もあり、荷物を積んだトレーラーには無理!となると我が家付近のエルサルバドル街道あるいはもう少し太平洋に近い街道を通ることとなります。

考えるだに恐ろしや…。

それでも大枠で見れば両国にとっていい話なのだろうと思います。なので、どうか、ジミー前大統領の時に一部だけ開通してそのまま頓挫している首都圏環状線を完成して頂いて、トレーラーがここを通過できるようにして欲しい。お願い。

なお、ホンジュラスのコルテス港とエルサルバドルのラ・ウニオン港を鉄道で繋ぐ「陸上運河」の構想もあるそうですが、構想段階で進んでおらず。鉄道、という点で相当の年数とお金がかかるのが予想できますがグアテマラ側の案が浮上したことで、ホンジュラスももう一度この計画を進める気になるかもしれませんねぇ。

エルサルバドルのカリブ海側港の話はまだまだ色々と詰める必要がありそうですが、一方で国際線の国内線化は割とスムーズに進むのではないかと思われます。これはちょっと続報が楽しみ。

大統領の秘密通路

昨日に引き続き、まだ体調良くないです。とは言え、ちょっと熱っぽいのと胃がむかむかするくらいで、そのせいでちょっと体がかったるい。それくらいだったら仕事行けるよね。ってなわけで行ってきました。ちなみに昨夜は早く寝たのですが、今朝は寝坊した(笑)。ひょっとして単なる寝不足なのか?

とりあえず、今日も早く寝ることにしよう。てなわけで、今日も軽い話題です。

グアテマラでは大統領は以前は大統領官邸に住んでいましたが、最近はこの官邸を執務専用にして自宅から通勤して来られる方も多いです。最近では前大統領のジミー・モラレスが一家揃って官邸に住んでいましたが、現在のアレハンドロ・ジャンマテイ大統領は自宅から通勤。古い建物ですから、居住環境としてはどうなのだろうとは思いますがアール・デコのなかなかに贅沢な建築です。1931年建築。

この大統領官邸から道を挟んだお隣というかお向いにあるのが国家宮殿。これも同じ時期の建設ですが、大統領官邸より遥かに大きく豪華な、元々は大統領の執務室や大統領府関係の機関が入っていたようです。現在も閣議は国家宮殿で行われるし、公式行事のレセプション等もここで行われますが、基本的には文化スポーツ省の事務所となっています。一般公開されているので、内部を見学することも可能。

Palacio Nacioanl de la Cultura, Guatemala

写真は2017年の独立記念日のもの。大統領官邸はこの国家宮殿の背後、という位置関係になります。

さて、その大統領官邸と国家宮殿の間を繋ぐ秘密通路が昨日ついに公開されました!!!

以前からあるんじゃないかと囁かれていた秘密通路でしたが、アレハンドロ大統領は「官邸は国民のものだから」とマスコミに公開したのでありました。その秘密通路がこちら。

ガイド役は大統領府の広報官カルロス・サンドバル。前グアテマラシティの報道官だった人です。

大統領官邸や国家宮殿が建設された時に一緒に建設されたそうですから、元々はコンクリートの打ちっぱなし的なものではなかったのかと思いますが、その後改修されているのでしょうね。何故に赤い絨毯。。。誰の好みなんだ、これ(笑)

道を一本渡るだけなんだから、普通に道路を歩いて行けば良くないか?とか思うわけですが、施主は当時の大統領ホルヘ・ウビコ(在任1931-44年)。猜疑心が強かったこの方、やっぱり秘密の地下通路が必要だと思ったのでしょうか。ま、雨が降ったり寒かったりした時には便利!

途中にある鉄格子の扉はオリジナルのものだそうです。「何人もの大統領がこの通路を通ったんですよ」とサンドバル氏も言っておりますが、全くその通り。今回初公開だったようですが、やがてその内、一般の人にも公開されたりしないですかねぇ。

秘密通路以外にも、ピアノの置いてあるサロンや中庭のジャグジーとかとか。

上のツイートをクリックすると、諸々の写真があるサイトに飛びます。それにしても、掃除するのが大変そう。。。

とりあえず、こうしてグアテマラの都市伝説?は一つ解明されたのでありました。

檻の中のププサ屋

ちょっと考えるところがあって、ブログを書くのは月〜金にして、土日はお休みしようかと思っています。ここ2週間そんな感じでやってみましたが、私的にいい感じなので、しばらくはこんな感じで続けてみようかと思いますのでよろしくです。

さて、今日のニュースはホンジュラスの2020年移民キャラバンがグアテマラを通過してメキシコに入ろうとしたところで警官隊に阻まれた、ってことなんでしょうが、その話はもう少し詳細が分かりそうな明日にしようかと思います。そして今日、個人的にウケたのはこちら。お隣のエルサルバドルの話です。

ツイートしているのは刑務局とでも訳したらいいのかな。刑務所等を管轄する役所です。

「刑務所内の自給自足促進のため、受刑者らが自身の食事を製産。政府予算の削減の他、刑務所内での自由時間の解消にも役立つ」。

左側の写真はエルサルバドル名物ププサを作っているところ。ププサは食事にも軽食にもなるスグレモノですが、トルティーヤの中にチーズやフリホーレスといったものを詰めて薄く油を引いた鉄板で焼くんですね。右の下の写真はそれにキャベツなどの付け合せを盛り付けているところ。

美味しそう〜。

右の上は野菜とか卵とかだけれど、これって中で作っているのかしらん。かなりの大量ですよね。ブケレさんが就任して以降の政策のようなので、半年くらいでこんなに色々できるの?というのが謎ですが、とかく問題の多い矯正施設についてこれ以外にも対策を取っているのは事実です。

ウチのジャンマテイ大統領は以前更生施設局の局長をやっていたこともあり、グアテマラでも刑務所が悪の巣窟となっているのはよくご存知。特に近年問題となっている恐喝については、恐喝犯からの電話は刑務所からかかってくるものと相場が決まっています。そういうこともあり、刑務所システムの改革は重要課題なのですが、さて、ジャンマテイさんの手腕はいかに。

一大オペレーション始まる

大統領も3日も経てば、そろそろ一服する頃じゃね?もっとも就任したのは予定より遅かったから、まだ2日と数時間だけれど…とか思っていたら、昨日「(グアテマラ県)ミスコ市とサン・フアン・サカテペケス市を予防措置(Estado de Prevención)にする」と言う閣議令を決定、手っ取り早く本日付で官報に載せてすぐさま発効、おまけに今朝は6時からビデオでこの措置について声明を出すという手際の良さ。

予防措置宣言は、非常事態宣言の一つでレベルは一番下ではありますが憲法で保障されている権利のいくつかが停止されます。この場合はスト権、集会権などが停止。そのお陰で明日ミスコで予定されていたサッカーの試合も無観客試合になってしまいましたとさ。

今回の措置は「対パンディーヤ大作戦」。ミスコ、サン・フアン・サカテペケスともグアテマラシティの近郊で、一部は確かにかなり危険な地域となっています。一方で全然問題ないところもあり…、どちらかというと政権の本気度を示しているのかも。就任式の時にパンディーヤ撲滅を宣言していましたからね。なお、今回の措置は6日間限定です。

さて、そう言うわけで今朝から早速「回復とコントロール 1」が始まり、警官と軍隊が両市に展開したのでありました。その数2000人。通行人の身分証チェックや、車の検問が主なようですが、2000人がやるのだからそれこそ1ブロック行くごとに検問的な。

こんな感じで車は結構詳細にチェックしていた模様。時間かかりそうです。

バスの乗客もみーんな降りて持ち物チェック。内戦時代にやってましたよ、これ。相変わらず女性は免除なのかしら。

こういうのを幹線通りでやっていたから、当然のごとく出来上がるのがグアテマラ名物「大渋滞」。朝はともかく帰宅時間は「超絶大渋滞」となってしまったようです。私の家は渋滞と反対方向なので良かったのですが、その反対側、西側に向かう車線はほぼ停車状態。皆、無事家に辿り着けるんでしょうか。

このツイートは10区にある某オフィスビルから通りに出ようとしている車。駐車場の中から通りまで既に渋滞で動かない状態。クリスマス時期でもここまで渋滞にならないはず。

一方、検察には恐喝の被害を訴える電話が急増したそうです。パンディーヤの収入源と言えば恐喝。予防措置宣言が出たことで被害を届出やすくなったのであれば、それは大きなプラス。

恐らく今後は他の地域にも同じような措置が取られるものと思われ、パンディーヤの取締りが強化されるのはいいんだけれど、こういう大渋滞は勘弁して欲しいのだけれど。

それにしても、びっくりするような手際の良さではありますね、新大統領。

落差

大統領就任して3日目。本日は朝から閣僚とともに在任期間の施政方針を発表し、やる気満々。

と言うか、おっ、やるじゃん!と思わせたのは時間通りに始まったことではないかと…。大統領官邸に住んでいた前大統領は、すぐ側にある国立宮殿で行われるイベントにも遅刻するのが普通でしたからね。なので、時間厳守と言うだけで評価されてしまったりするかも。

その内容は置いておいて。それよりも本日もいろいろ盛り沢山の日ではありました。

まず、ジャンマテイ大統領、ベネズエラとの断交を発表、大使館を引き上げると言ってますから、グアテマラにあるベネズエラ大使館も閉めちゃうのかな。昨日アメリカとは10億ドルの資金援助に関する事前合意に至っており、ひょっとしてそれとバーターだったのかも。

でもそれよりも、ジャンマテイと言えば。大統領選に勝利した後、10月にジャンマテイは野党のリーダー、フアン・グアイドと話すためにベネズエラに行ったのですが、そこで入国拒否されたんですよね。その恨みかも…(笑)

それはともかく、大統領就任式にベネズエラ代表団として来ていたのはグアイド側の人でした。ジミー・モラレス前大統領はアメリカのポチでしたからね。

アメリカといえば。本日、2ダース以上(!)のグアテマラ人へのビザを取り消したと発表していますが、その中に前政権の高官も含まれているのだとか。それが誰なのかは定かではありませんが、どうやら前政権が12月末だったかに米州機構大使に任命した前国会議員のルイス・エルナンデス・アスミティアが含まれていた模様。米州機構本部はワシントンDCにありますから、ビザなければ任務につくこともできませんが、さて、グアテマラからリモート操作でもするんでしょうか。

大使と言えば。その前政権末期に前大統領のお友達関係をあちらこちらの大使に任命しまくっておりました。しかもご丁寧に外務省は「この決定を覆すことはできない」という省令まで作っちゃうという手際の良さ。そんな省令作ったって、新しい外務大臣が引っくり返すに決まっとりますがな。

そして外務省と言えば。本日前外務省長官から新長官への引継ぎが行われる予定でしたが、前長官はその場に姿を表さず。両者がその場で引き継ぎの議事録にサインすることになってるらしいのですが、これでは引き継ぎできない…。前長官は夜になってTwitterで「外務省の外務局長が来なくていいってメッセージ送って来たんだもーん」と反論していましたが、そんなに軽い職務なのか?ついでに、外務省には「アメリカとの安全な第三国に関する合意」とかいった書類が全然ないそうですよ。これって前政権の一大業績なんじゃありませんでしたっけ(どうやら外務省ではなく内務省にあるらしいです。なんで?)

長官と言えば。前経済省長官アシスクロ・バヤダレスにマネー・ロンダリング等で逮捕状が出ました。バヤダレスに対しては、昨年10月に不逮捕特権の剥奪請求が出ていたので、大臣職を離れてただの人になれば当然逮捕状が出るだろう。と言うわけで、昨日のうちに自ら裁判所へ出向いて証言をしていたのですが、本日検察が逮捕状を手に昨日の証言で記録された住所に出向いたらもういませんでした、と。この方はお父ちゃんが現在中イギリス大使で懐豊かな方なのでトンズラする可能性高し。と見た検察は国際指名手配にしたようです。

逮捕状と言えば。前国会議員で今回選挙で公職に当選しなかった人のうち6人に対して逮捕状が出ております。既に逮捕された人もいれば、逃亡中の人も。逃亡中の人の中には大統領候補として出馬した、国軍の特殊部隊であるカイビル隊に所属していたエストゥアルド・ガルダメスなんて人の名前もあります。

国軍と言えば。ジャンマテイ大統領は、パンディーヤ撲滅を標榜しており、そのために国軍を使う予定でいます。そのために国軍兵士を大幅に増員することも発表しており、まあひょっとしたらこれも失業対策の一環なのかも?と思わないでもないです。

あー、今日は写真もなしでたくさん書いたな。政権が変わると何もかもが総取っ替えになる国ですし、昨日までは我が世を誇っていた人が今日は指名手配になると言う栄枯盛衰もまた良くある話ではあります。ジミーが必死こいて中米議会に逃げ込んだのも、ま、そう言う次第。

見ている側としては、落ちて行く人が多いほど見甲斐がある、と言っちゃ申し訳ないけれど、やっぱりその方が楽しいや。

セグウェイに乗った大統領

昨夜、市内某ホテルに強行突破しようとした前大統領と前副大統領は、最終的には警察の協力を得て突破に成功、無事中米議会議員としての宣誓を行うことで不逮捕特権をゲットしたのでありました。

昨日新議員となったこの二人、本日行われた中米議会には欠席。ふたいほとっけんさえあれば、他のことはどうでもいいんだ。ってことなんでしょうか。いやはや全く…、

一方、本日の話題をかっさらったのはアレハンドロ・ジャンマテイ大統領。国軍の総司令官として兵士らの前に登場する観閲式が行われたのですが、登場の仕方がふるっていた。

セグウェイ!!!

ジャンマテイは若い頃多発性硬化症を患い、現在も歩行の際には杖を使用しておりますが、これならラクチン!と言うわけで、当然のようにメメ登場。

ジャンマテイ最強!いや、どっちかと言うと赤コウラの方が良かったとか思ってるんじゃ。

セグウェイが何台あるのかとか本当に必要なのかとか、そう言うところは不明ですが、肉体的に若干でもハンディがある人にとってプラスになるのであれば、導入するのも良いのかなと。と言うか、グアテマラシティの大渋滞の解消のために、これから皆セグウェイを使おう!とか言う話にはならないのかしら。

とは言えその価格$12,000なんだそうで、その値段を聞くとちょっとうっとなりますよね。私の車より高いじゃないか。ちなみに大統領が乗っているのはSE-3 Patrollerと言うモデルです。

このセグウェイ、この先一体どこで使うんだろう?気になる…。

往生際の悪い大統領

一国の大統領たるもの、各国からの元首・要人を招待しての新大統領就任式については、予定の通りにスケジュールが進むことに心を配るはずだとてーっきり思っていましたが。

本日行われた大統領就任式は、スタートが19時、当初の予定からすると4時間遅れで始まったのでありました。

なぜこうなるかと言うと、グアテマラでは大統領就任式に先立って国会が召集され、新議員の宣誓が行われ、国会執行部が選出される必要があります。なぜかと言うと、この新国会議長が大統領就任式で大統領のシンボルであるサッシュを旧大統領から受け取って新大統領にかけることになっているのでありますね。執行部が選出された後、ご丁寧に国会議長の演説と旧大統領の「年次報告演説」なんてのもあります。

でもですよ。そもそも9時に召集されていた国会が開会したのが10時20分と既に遅刻。更には先日手術したばかりだと言う新議員がやって来るのを待つために数時間かけたりとかで、全然予定通りに進まない。こんなに予定を大幅に超過している大統領就任式は初めて(とグアテマラ人が言っていた)です。

それもこれも、「大統領を辞めたくない人がいるんだよ」。だって一般人になったら逮捕されちゃうからね。

往生際の悪いジミー・モラレス大統領が逃げ込む予定の中米議会の前にはジミー、サンドラ・ホベル(外務大臣)、エンリケ・デゲンハート(内務大臣)のピニャータが登場、多くの人が集まるので、警官隊も多数出動して付近の警護に当たっていたり。

やって来た要人は待ちぼうけを食わされてしまい、スペインのように「18:30のフライトで帰るから」ととっとと帰宅された方もいましたが、中にはこう言う前向きな方も。

「グアテマラ国会の遅延のおかげで、二国間会合を増やせそうだ」。

と言うわけで、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領とアポを取ってささっとホテルで会合しましたとさ。それでも時間が余ったようで:

「シェラに行くことにしよう!」

「どうやら始まりそうだ…。残念、就任式に残らないと」

お忙しいところ来ていただいたのにすみませんねぇ…。

なんだかんだで遂に新大統領誕生。

傍にいるのは娘さんだそうです。妻のロサナサンとは別居中なので、ファーストレディ役を誰がするのかは現在不明。

4時間遅れだけれど、やーっとこさ大統領になったからにはしっかり頑張ってもらわんとですね。

さて、一方、「前」大統領になったジミー・モラレス。中米議会に逃げ込む用意は万全で、中米議会は通常の会議場ではなく市内某ホテルに議員を緊急招集したのでありました。そんなんありか!と言うか、いくら貰ったんだ!

と言うわけで抗議する人々は一斉にホテルに移動。ジミーのみならず、とにかく人を入れない、中米議会招集に必要な人数が集まらなければいいわけだし。是非はともかく、根性あるよねぇ。

そこへやって来たのが警官隊に守られたジミーとハフェット・カブレラ前副大統領。

抗議する人たちに追い返されましたとさ。

中米議会側は警官隊を呼んでホテルの警備を強化しており、どうやらジミーその他20名の宣誓を強行するつもりの模様。「何もしない中米議会」と言われて久しいのですが、やる時はやるもんだ。

気の毒なのはこのホテルに宿泊している人たち。特に「もう出ないと帰りの飛行機に間に合わない」なんて方々はとんんだとばっちりです。

一方、新政権はちょうど今、新閣僚の紹介を行っているそうですが、残念ながら今日はジミーに主役をかっさらわれた感ありあり。先行きの思いやられる出だしとなりました。

この物語、現在進行形で進んでいて、ホテルの警官隊は唐辛子スプレーを使っている模様。気にはなるけれど私はそろそろ寝ないと明日起きられないのでここまでにしておこう。どちらにしても、今日はダメでも明日にはジミーも中米議会議員になってると思いますよん。