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引きこもる週末

お気に入りの曲を見つけたので、今日は今日とてApple Musicの登録をして(3ヶ月の無料トライアルだけれど)早速ヤルヴィさんのフォーレを聴くところから始めています。

今日の17時から月曜日の5時までの60時間は完全外出禁止なので、やることと言えば音楽聴くとか本を読むとか(オーディオブック含む)て仕事するとかとか。あ、ゲームもあった。あんまりゲームするわけではないのですが、ゼルダの伝説だけは好きで、2017年に出たブレス・オブ・ザ・ワイルドを先月くらいから再挑戦中。今度はのんびりゆっくり楽しみながらハイラル中を駆け巡り、強い敵が出てきたら逃げ回るという、そんな感じ。というわけで色々と忙しいのでありますよ(笑)

加えて、外出禁止の前後である今日金曜日と来週月曜日はあちらもこちらも大賑わいの大密となることが予想され…。やっぱり外出は控えよう。

まあでも海外に住み始めてン十年前、日本の物のみならず、グアテマラで手に入らないものを入手するのは大変だったことを考えると、デジタルの時代は自国を離れている人にはありがたい世の中となっています。Kindleで日本語の書籍を海外で読むのは1年あたり5冊という制限があるのが残念ですが、英語とかスペイン語の本ならいくらでも手に入るし。音楽に至ってはそういう制限もないのがいいですねぇ。元々グアテマラでは入手し難かったクラシックもあれもこれも聴ける。NetflixやらAmazonやらで映画やドラマも見られちゃう。いい世の中だわー。

もっともそのグローバルで便利で快適な世の中があっという間に世界中に拡散したのがコロナウィルスでもありました。

遡ることざっと500年。新大陸にはまだ存在しなかった感染症がスペイン人によりもたらされ、多くの先住民が亡くなったのは有名な話です。初代グローバル・パーソンであるコロンブスの交易により新大陸にもたらされたのがコレラ、インフルエンザ、マラリア、麻疹、ペスト、猩紅熱、睡眠病、天然痘、結核、腸チフス、黄熱病。えーマラリアもアフリカからもたらされた物だったのか。新大陸発で旧大陸にお持ち帰り頂いたのがシャーガス病と梅毒ですね。

コロンブスのお陰で、武力ではなく感染力によりメキシコ地方では人口の約8割が亡くなったという試算もあります。目に見えない細菌とかウィルスっていうのは、殺し屋で言うとスナイパータイプ?狙われたからヤバイよね。ウィルスさんの目に触れることのないよう、ローカライズしてひっそり暮らしているのが一番かな。

新型コロナウィルスによる死者は世界で既に30万人を超えており、なおかつ米州ではまだまだ終息する気配がありません。それでも歴史を振り返れば、人類の歴史はパンデミックを生き延びてきた歴史でもあり、今回も時間はかかっても必ず乗り越えられるはず。あと100年もしない内に、この時代がモデルケースとなり「あの頃はナントカの概念がまだ足りなかったから、あっという間に蔓延しちゃったんだよねー」なんて言われているのかもしれません。そんな次世代のそのまた先の世代のためにも、このパンデミックをうまいこと波乗りしていかねば、です。

と言うわけで明日・明後日は引きこもり。

規制緩和のコスタリカ

非常事態宣言があり、外出時間の制限や国境閉鎖といった移動の自由が制限されるようになって早2ヶ月。ここのところ感染者数は大きく増えているとは言え、死者数は人口100万人あたり2.39人と日本の6.10人より遥かに低いんだけれどな(参考にしているのは札幌医科大学のサイト)。ちなみに人口100万人あたりの感染者数は日本より10人くらい少ないですが、これは検査できる数にもよるので、データとしてはどうなんでしょう。

言いたいことは、日本よりもこちらの方がデータ見る限りではいいのに、こちらではまだ規制が続き、日本では規制が緩和されているということ!

とは言え、医療システムも対応できるキャパも全然異なるので、数字だけ切り取って比較するのは意味がないのでしょうね。米州は大半の国で感染者・死者ともかなりの勢いで右肩上がりの真っ最中。今月末くらいには一息つけるようだといいのですが。

カリブを除く北中南米大陸の諸国で、WHOの本日付の統計で死者が10人以下なのはベリーズ、ニカラグア、コスタリカ、フランス領ギアナ、ガイアナ、スリナム、ベネズエラ。なかなか渋い顔ぶれです。

もっとも、おコスタリカは例によってニカラグアのことを全然信用しておらず(ちなみにニカラグア政府の統計では昨日になって感染者数が急増。これがWHOの統計に反映されるのは明日のはず)、両国の国境間を通行したいトラックの長蛇の列ができておりました。

ミニカーの列みたい…

ニカラグア側だけではなく、パナマ側もそうなのかな。恐らく検疫措置の強化じゃないかと思うのだけれど、詳細不明。問題解決のために、コスタリカとエルサルバドルの間を船で運ぶ、って話もあるらしい。そう、ニカラグア飛ばしですね。ついでにホンジュラスも飛ばしちゃうけれど、コンテナの積み下ろしだけなら大丈夫ってことかな。そんなに貨物船ありましたっけ、この地域。それより国境で積み替えた方が早くないかい。

ちなみにコスタリカは昨日からサッカーのリーグ戦が再開しています。ニカラグアはサッカーは通常のカレンダーで行われており、5月9日に終了。優勝はレアル・エステリ。何だ、またエステリなのか。

大体いつも横並びのグアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルと比べて、ニカラグア、コスタリカ、パナマの3カ国ってそれぞれがものすごく個性的かつ仲悪いっぽい(本当かどうかは知らないけれど)ので、面白い。どうするつもりなんだろう。

そう言えば、陸路の国境を閉めているグアテマラではありますが、運送は通れるんですよね。ですが、以前は時々見かけたエルサルバドルナンバーのトラックやトレーラーも最近は見かけません。まあ渋滞がないし外出制限もあるので、私が外に出る時間にはとっくに通り過ぎていってる可能性の方が高いかも。

 

 

明るいニュース

昨日といい今日といい、スーパーも市場もものすごい人混みであったようです。折角先週くらいで皆リズムが掴めてきたところにガラガラドンリセットなんかするからこんなことになる。加えて朝はともかく、午後の渋滞もものすごいことになっており、特に昨日は17時の外出禁止時間となっても道路は渋滞。

まあ。。。先週まで18時からの外出禁止だったのですが、1時間前倒しになったのに、閉店時間が前と同じ15時というところが多いので、帰宅ラッシュが15〜17時に集中してしまっているのではないかと。それにこれぞグアテマラ名物ですからね。渋滞がないなんてグアテマラじゃないぞ(強がり)。

明るいニュースはこちら。

何と、グアテマラにコロナウィルス対策委員会 (Comisión Nacional Contra el Coronavirus)。Cicigを彷彿とさせるこのネーミングセンス、どうかならんのか。略するとCNCC(セーエネセーセー)?

そのトップに抜擢されたのが、現在アメリカはコロラド州デンバーで活躍する小児科医のエドウィン・アストゥリアス。グアテマラ人です。専門は小児科と感染症。そんな人がわざわざグアテマラへやって来て家中の栗を拾ってくれるという。何という朗報。

ジャンマテイ大統領は医師ではありますが、近年は医師として活動しておらず、感染症は畑違い。専門家がやって来て医療面での指揮をとってくれるのであればこんなに心強いことはありません。そしたら大統領だって肩の荷の半分くらい楽になりませんかね?これは嬉しい驚きでした。

まずはお手並拝見です。

ロックダウンの緩和

昨日の20時30分になって、大統領が再び画面に登場。今度は何を言うのかと思ったら。
「金・土・日と皆良くやった。それがなかったら感染者数は大幅に増加していたはず。だから月曜から金曜までは5時から17時までは外出てOK!」だそうです。

でもいきなり突然宣言された3日間の外出禁止の後ともなれば、当然全員が一斉に外出するわけです。仕事に行く人はもちろん、買い物や銀行に行く人も多々。

と言うわけで、当然の帰結とは言え出来上がったのがこちら。

上が超密となったケツァルテナンゴの市場、下は会員制スーパー。中に入るのにどれだけかかるの。。。

この3日間、スーパーはテリバリーサービスを提供していたのですが、注文が殺到した某所はシステムが落ちたらしくて受付不可隣、他の某所は注文が多すぎて捌き切れず(元々当日は無理だったはずですが)、宅配サービスを使うことになった模様。

こんなてんやわんやこそが不必要だったと思うのですが。

大体、大統領が言っていた「皆が外出しなかったから感染者数が抑えられた」というのは超眉唾じゃありませんか?コロナウィルスって感染してから発症までに時間がかかるからこそ知らない間に感染が広がっているわけで、金曜日に外出しなかったからってその週末に発症する可能性はかなり低い。そんなこと、医師である大統領がわかってないわけはなくて、国民にわかりやすくしたかったのかもしれないけれど、こういう誤魔化しはいかんと思うのですよ。素直に「とった措置まずかったわ、ゴメン」と言った方が良かったんじゃないのかい。

むしろこのドタバタのお陰であちらにもこちらにも行列はできて感染リスクは高くなり、栄養失調で亡くなる子がいる国で食物が破棄され、あるいは腐ってしまうという結果になってしまったのでは、と思います。

こういう社会実験はもう勘弁。

加えて、3日間家にずっといるというのもなかなか辛いものではありました。庭とかアパートの駐車場とか、少しは出られるんだけれどね。犬を飼ってる人たちはささささっと散歩にも出ていたので、ウチもウサギの散歩にでも行けば良かったのかしらん。

なお、今週外出してもいいのは月〜金で、土・日は外出禁止です。今のところ。食料うまく考えて確保しないとだな。

 

 

 

究極の選択

昨日の大統領のいきなりな「外出禁止!8〜11時の間だけ、食料品店なら行ってよし」というアナウンスに対する当然の反応だと思うのですが。

あちらのお店にもこちらのお店にも長蛇の列ができましたとさ。

大統領は「誰の家にも数日分の食料備蓄がある」と思ったのか「レストランのデリバリーサービスがあるから大丈夫」と思ったのか。

そんなわけないだろ。

そしてこちらも至極当然だと思うのですが。

パンアメリカンハイウェイの要所ロス・エンクエントロス。ここでは野菜の生産者らが抗議の道路封鎖。だってねぇ、収穫して売りに行くぞ!ってところでいきなり「3日間外出禁止」なんて言われたらそりゃ怒るでしょ。今まで、外出禁止とか県外移動禁止とかあっても、食料品の輸送はOKだったわけですから。

というか、こんなことしてたら食料品の供給ができなくなるんじゃないかと、そちらの方が心配になってきます。

食料品店なども、小規模な個人商店なわけで、商品の種類はそれなりに揃えていますが、さほど多くの在庫を抱えているわけではないですから、食品は売り切れ続出だったとか。この状態でまだ土曜日と日曜日を過ごさないといけないとなると、皆、ちゃんと食べられるのかしら。ってコロナよりもそっちの方が心配になります。

コロナウィルス対策が大切なのは言うまでもなくなく、外出禁止などの措置の必要性も理解しますが、一方で皆食べていかねばならず。コロナと飢餓のどちらがいいかという究極の選択なのか、これは。

コロナ対策として、貧困層、失業者、中小零細企業対策を打ち上げたまでは良いものの、どうやら様々な障壁があるようで、まだ実現には至っておりません。これで感染のスピードが遅くなればともかく、感染から発症までにタイムラグのあるコロナウィルスの場合、今日の政策の結果が数日後に見えるというわけではないですから、難しいところです。

 

いきなりロックダウンとなりました

今日の19時から大統領がテレビで話すっていうんで、イヤな予感がしたのですが、なんと。

「月曜日の5時まで外出禁止(グアテマラ全国)」といきなり3日間のロックダウン宣言。えー。それいきなりすぎませんか。

その外出禁止の3日間(15, 16, 17日)、ティエンダ(お店=グアテマラのあちこちにあるよろず屋。昭和のタバコ屋さんとか駄菓子屋さん的たたずまいで、食料品から日用品まで扱っている)は8〜11時のみ営業可(ただし徒歩で行くこと)、フードデリバリーは制限の対象外(でも作る人はどうなの?)、なんだそうです。それとか薬屋さんとか水屋さんとか電話屋さんとか電気屋さんとか、そういう系。

なお、月曜日からは17時から翌朝5時までの外出禁止と、また12時間の外出禁止に戻ります(今まで18時から翌4時までだった)。そして市場やスーパーは月、水、木のみ営業可。市場は6時から13時、スーパーは9時から16時。えー。これも困るー。最近は朝7時とか8時とかいった空いてる時間に行っていたのに、こんなことしたら皆一斉に押しかけるじゃんかー。

先週辺りからコロナウィルス陽性患者が急増しており、昨日と今日は100人超え。そんな状況だからこその対策だとは思うけれど、えー。だって、今症状出ている人って、4月末とか5月初めに感染した人だよねぇ。この前の日曜日は母の日で皆出歩いてたし、大体日曜日には大統領「順調、順調」って言ってたじゃん。一部ショッピングセンター開けてもいいって言ったじゃん。マスクして距離取ってたら外出しても大丈夫って言ってたじゃん。ちゃぶ台返しかよ。

ま、患者数が増えているから厳しくするのはわかるとして、19時に出てきて「月曜日まで出るな」っていうの勘弁。皆もう、明日は何しようとか考えていたはずだよね。特に自営業や中小零細にとっては死活問題。グアテマラ国民1500万人と在住外国人が右往左往の阿鼻叫喚。大体我が家も食糧あるのか。。。

幸い今日買い物行っていたので、何とかなりそうではあります。明日は出勤日だったのだけれど、どうやら行かずにすみそう、じゃなくて行きたいのですが、まことに残念ながら行けないです。

というわけで、急遽3日間の引きこもりとなりました。ワンコとか飼ってる人たち大丈夫かしら。

それにしても月曜日のスーパーは危険そうだな。。。どうしよ。。。

適応

ずっとオンラインで授業を受けていた小僧も、今週辺りで試験も終わってほぼ一段落。順調であれば、前期の単位を取得することができるわけですが、さて。

大学へ通学していた頃は、午後に家を出て夜に帰ってくる感じだったのですが、家から出ることなく講義を受けられるようになったので、3時間から4時間はかかる通学時間が大いに節約できたはず。。。なのですが、その分はラボの実習の自宅学習に費やされたようでした。

しかし。午後3時とか6時とかに始まる講義を受講する小僧が家にいるのは、結構ウザイ。狭い我が家は2人ともリビングであれやこれやすることが多いのですが、特に試験ともなると横でワサワサ遊んだりするわけにもいかず、じっと辛抱。夕食の準備だって、派手にはできません。

ある日、職場から帰宅して「オーラ〜」と声をかけたらZoomで授業中だったりしたこともありました。それ以降は声をかけるのも様子を伺ってから、てな具合で。

そんな涙ぐましい努力の甲斐はあったようで、今のところなかなかに順調に行っているようです。良かった。

小僧の大学は、とりあえず6月まではオンラインと決まっていますが、後期の授業が始まる7月以降は未定。5月はグアテマラのコロナウィルス感染確認者数がどんどん跳ね上がっているので、7月以降キャンパスでの授業再開ができるかどうかは微妙なところですが、雨季でもあるし、通学しないで済むならちょっとは気楽かも?でも、やっぱり教室で授業を受けられる方がいいよねぇ。

我が家の場合、自宅のネット環境はそんなにメチャクチャいいわけではありませんが、とりあえずニーズはカバーできているのでまあ良し。でも学生たちの皆が皆そういうわけでもないようで、オンライン授業だとトラブルがあることもあるようです。なかなか大変。

便利な世の中から少し不便なこともある世の中となり(逆に良くなったこともあるとは言え)、大変なことも増えていますが、それとどうやって折り合いをつけていくのかとか楽しみを見つけるのかとか、そういう適応力が求められているのかもですねぇ。

それはそれでまた良しですが、問題は、生き延びられるかってことなのかもですねぇ。